センチュリー・システムズが海外対応IoTゲートウェイの新製品、37カ国の認証取得

センチュリー・システムズは2021年12月1日、LTE/3G Cat.4対応省電力IoTゲートウェイ「FutureNet MA-S120 シリーズ」に、新たに海外対応モデルとして「FutureNet MA-S120/GLA」を追加したと発表した。価格はオープンプライス。

海外での利用が可能なLTE/3G Cat.4携帯通信モジュールを搭載し、北米・欧州、東南アジアなど37カ国の認証を取得。未認証の国についても今後、要望に応じて認証の取得を進めるとしている。

FutureNet MA-S120/GLAの外観
FutureNet MA-S120/GLAの外観

イーサネット、RS-232、RS-485、デジタルI/O、アナログ入力のインタフェースを備え、取得したデータをLTE/3G通信でセンターサーバー/クラウドに送信できる。IoT ゲートウェイとしての利用以外にも、ポートフォワードやWireGuard VPN機能を標準搭載しているため、リモートアクセス用ルーターとしての利用も可能という。

サブマイコン(FeRAM 内蔵)とオンボードにキャパシタ(蓄電装置)を標準で実装しており、カーネルパニックや電源オフが発生した場合や、shutdown/reboot処理が行われなかった場合等に何が発生したのかを確認でき、トラブルシューティングに活用できる。

また、地域BWA(Band41)に対応しているほか、疑似モデム機能も標準搭載している。

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