アンリツがネットワーク可視化ツール 区間遅延表示など3つの新機能

アンリツは2021年4月1日、ネットワーク可視化ツール「PureFlow Profiler(モニタリングマネージャ3)」を発表した。モニタリングマネージャ2の後継製品で、同日からSCSKを通して販売開始した。

PureFlow Profilerは、アンリツの帯域制御装置「PureFlowシリーズ」に流れるトラフィック情報を収集し、トラフィックをグラフ表示したり、区間遅延やパケットロス率を計測できるサーバー/クライアント構成のソフトウェア製品。トラフィック状況の把握や障害解析と原因切り分けなどに貢献する。

新製品は、次の3つの新機能を搭載した。まずは区間遅延の表示機能で、2台のPureFlow間の区間遅延を計測して複合図で表示できる。

区間遅延表示の画面イメージ
区間遅延表示の画面イメージ

2つめは、TCP通信のサーバー遅延とネットワーク遅延のグラフ表示機能。通信品質やサーバー性能の劣化や負荷傾向を把握できる。

3つめは、フロー数・統合情報の表示機能だ。性能限界の予測や更新の必要性確認に活用できる。フロー数、トラフィック、サーバー遅延/ネットワーク遅延、パケットロス率を同一時間帯で一覧表示できるため、各情報の相互関係が容易に把握できるという。

フロー数表示の画面イメージ
フロー数表示の画面イメージ

基本ライセンス(監視対象2台までを含む)の価格は150万円(税別)。

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