三菱地所とブイキューブは2018年11月6日、働き方改革推進の実証実験を開始すると発表した。

三菱地所が保有する東京丸の内エリアの3つのオフィスビルのエントランスなどに、ブイキューブのスマート電話ボックス「テレキューブ」を設置。多くの働く人に利用してもらうことを通じて、働き方改革の推進に貢献するという。

テレキューブは、様々な場所に設置できる防音型のスマートボックス。内部にはテーブルとイスが設置され、セキュリティが保たれた静かな環境で資料作成や、電話やWeb会議などのコミュニケーションが行える。

設置予定の「テレキューブ」

実証実験は11月下旬から来年3月31日まで実施する予定。大手町パークビル、新丸の内ビル、新東京ビルそれぞれに各3台のテレキューブを設置する。利用には、法人単位での登録とオンライン予約、15分当たり250円の利用料が必要だ。

オフィスビルにおけるテレキューブ需要の把握が実証実験の目的で、三菱地所とブイキューブでは協業による事業化を視野に入れているという。

設置イメージ（大手町パークビル1階）