ニュース

ワイヤレスジャパン2018/ワイヤレスIoT EXPO 2018

5Gを見据えたOKIの自由視点映像モニタリング

文◎村上麻里子(編集部) 2018.05.23

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

OKIは、360度あらゆる角度から俯瞰画像をリアルタイムに合成する自由視点映像モニタリング「フライングビュー」の展示を行っている。NTTドコモと行ったフィールド実験では、時速160kmの高速走行中の車両で広域エリアの映像モニタリングにも成功している。

ワイヤレスジャパンのOKIのブースで最も目立つのが、「フライングビュー」(参考出展)だ。

フライングビューとは、車両の前後左右に取り付けた4台の車載カメラで撮影した画像をボール形状の空間にマッピングし、それらの画像をシームレスに貼り合わせることで、360度あらゆる角度から俯瞰画像をリアルタイムに合成するシステム。大容量の高画質動画をProgrammable SoCに実装することで、画像合成を低消費電力で実現している。

主な利用シーンに、周囲監視がある。これまで複数のカメラ画像を切り替えて行っていた監視を、全体俯瞰画像により効率良く、的確に状況を把握することが可能になる。また、5G時代には高速大容量・低遅延といった特徴のネットワークを活用し、遠隔からの機器操作の支援などの用途も期待されるという。

OKIは先日、NTTドコモと共同で、時速160kmの高速走行中の車両で広域エリアの映像モニタリングのフィールド実験に成功したと発表した。走行中に周囲の文字などを認識できるため、「ガソリンスタンド情報などマーケティングへの活用も想定される」(説明員)。

時速160kmの高速走行中の映像モニタリングのフィールド実験に成功

OKIのブースでは、免許不要で長距離伝送が可能な920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop」関連の展示も充実している。

このうちSmartHopに対応した無線加速度センサーシステムは、昨年発売された新製品だ。橋梁や鉄塔など屋外のインフラ構造物に取り付け、加速度や傾斜角を無線ネットワークを使って遠隔で収集したデータを可視化するシステムを提供する。データの微妙な変化から、老朽化の兆候を捉えたり、災害時の健全性の確認に役立てることができる。

無線加速度センサーシステムにより、橋梁や鉄塔の老朽化の兆候などを把握できる

SmartHopはシリアル透過や低速移動体対応機能を内蔵し、各社のSmartHop対応商品と組み合わせてIoTシステムを構築するMHシリーズと、消費電力を抑え電池駆動のマルチホップネットワークを構築できるSRシリーズに分類され、合わせて70製品ほどある。工場やビル、建物の地下など電波の不感地帯でもマルチホップによりカバーできる点が、LPWAと比較した際の強みだ。このため、ビル内のトイレのIoT化や工場の生産ラインの監視などの引き合いが多い。今後も製品ラインナップを強化し、今年度100製品を目指しているという。

このほか、映像圧縮と画像センシングにより高度な映像IoTシステムを実現する「AISION(アイシオン)」も展示されている。

AISIONの中核となるゲートウェイ装置「映像IoT-GW」には、映像圧縮および画像センシングのモジュールを搭載する。

カメラの近くに設置することで、監視カメラから送られて来るフルHD映像を解像度やコーデック、フレームレートはそのままで、ビットレートのみ5分の1程度に圧縮したり、顔認識や通行者認識などの画像センシングの処理をエッジで行う。これにより、ネットワークに流れるデータ容量を減らしたり、センターサーバー側の負荷やストレージ容量の削減が可能になる。主にスーパーや小売、駅などで導入されている。

解像度などはそのままで、ビットレートのみ圧縮する

「今後ディープラーニングにも対応すれば、ゲートウェイがよりインテリジェント化する」(説明員)という。


スペシャルトピックスPR

cyber1903
zeta1903
sonet1903

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】キャリアネットワークの
   メガトレンド
●5Gを4つのキーワードで解説 ●通信インフラは「共有」する  ●基地局は持ち運ぶ時代へ ●ネットワーク機器の機能分離が加速 ●ゲームチェンジの引き金を引くO-RAN ●5G網はSRv6で一筆書き

●[インタビュー] クアルコムジャパン 須永順子社長「5Gの1年前倒しに大きな意義。ローカル5Gを工場へ積極提案」 ●スマホ内線化で働き方を変える ●埼玉県飯能市が“IoT罠”で獣害対策 ●ネットワン「サブスク拡大」の理由 ●IoTを導入しない企業は5年以内に脱落? ほか

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー
プレゼントキャンペーン201904B

スペシャルトピックス

インテルキャリア網もクラウドネイティブへ
5G革命を推進するインテル

インテルが5G時代の新NW実現に向けた取組みを加速させている。

エクストリームネットワークス「ワイヤレスジャパン」に出展!
Wi-FiとIoTをAIが自動で管理

「Smart OmniEdge」がネットワークエッジのトラブルから解放する!

NTTコミュニケーションズeSIMを本格提供! 垂直統合で企業のIoT活用を支えるNTT Com

国内MVNO初のリモートプロビジョニング対応eSIMサービスも提供開始

サクサキャリア網の利用で高い通話品質
スマホ2台までお試し導入も!

サクサのビジネスホンなら、スマホ内線が途切れない! 使い勝手も◎!
NTTコムウェアスマホ内線で高い通話品質を実現!

交換機開発のノウハウを活かしたNTTコムウェアのクラウドPBXは、高い安定性や優れた通話品質が特徴

日本シエナコミュニケーションズ光伝送網の能力はもっと引き出せる
目指すは“どこでも400G”の世界

シエナが1波800Gbps伝送を可能にする新世代チップを発表した。

KCCS加速し続けるSigfoxの「今」
人口カバー率は94%を突破

グローバルでも年末には70カ国・1300万回線に拡大見込みだ。

専門人材が24/365で対応するMSS
最新鋭のSOCで途絶なく脅威を監視

次世代FWなどのセキュリティ機器は「設置しておしまい」ではない。

ケーエムケーワールド最大2.7Gbpsの次世代FW
100名以下の企業で採用が増加!

NISG3000は様々なセキュリティ対策が詰まったオールインワン型

ジュニパーネットワークス"クラウドが遅い"をSD-WANで解消
ブレイクアウトの課題とは?

クラウドの「体感品質」にフォーカスしたジュニパーのSD-WAN

シングテル海外拠点網“SD-WAN化”の注意点とは?

グローバルキャリアに聞く回線選びの重要性

ソニービズネットワークス“ひとり情シス”でも心配なし!
SD-WAN始めるならマネージド型で

SD-WAN導入に悩みを抱えるIT担当者に最適なマネージドSD-WAN

マクニカネットワークス高精度にアプリ識別可能なSD-WAN
速度も最大10倍以上に高速化

Silver PeakのSD-WANは「正確で速い」という強みを持つ。

ハカルプラス後付け簡単&低コスト! 5km飛ぶLoRa無線機で始める設備のIoT化

IoT導入時のハードルをぐっと下げる、ハカルプラスの「LoRa無線機」

サイバーソリューションズビジネスメール詐欺を確実に防御!
メール攻撃対策の頼れる存在

MAILGATESΣなら、既存メール環境と組み合わせて解決できる

ZETAアライアンスマルチホップができる革新的LPWA
ZETAでIoTビジネスを掘り起こす!

マルチホップという他のLPWAにない特性で、次々にユースケース開拓!

ソネット“ネットワークエンジニア不要”は
本当だった!

コスパの高さと圧倒的使い易さに感銘! Ubiquitiのユーザーが証言。

ラクスメール対応ミスを複数人管理で減少
誤送信を防ぐ送信前チェック機能も

返信モレに重複対応、誤送信……。メールによる顧客対応の課題解決!

NECモバイルワークに必須のアイテム
いつでもどこでも内線通話を実現!

NECのUNIVERGE ST500は、スマホを内線端末として利用可能にする。

アクセスランキング

tc1904
compass

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2018 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます