ブイキューブとレノボがテレビ会議「V-CUBE Box」で協業

ブイキューブとレノボ・ジャパンは2016年11月16日、ワークスタイル変革分野での協業を発表した。

ブイキューブのテレビ会議システム「V-CUBE Box」の筐体にレノボの「ThinkCenter M700 Tiny」を採用するほか、レノボはV-CUBE Boxを1月から法人向けに販売する。レノボの代理店は「数千社」(レノボ・ジャパン 代表取締役社長の留目真伸氏)あるという。

レノボ・ジャパンの留目真伸社長(左)とブイキューブの間下直晃社長
レノボ・ジャパンの留目真伸社長(左)とブイキューブの間下直晃社長

ブイキューブはWeb会議ベンダーとして知られるが、昨年末にV-CUBE Boxでテレビ会議市場に参入している。「我々はソフトウェアカンパニーだが、特にここ数年、ハードウェアで利用したい多くのお客様がいると感じていた」(ブイキューブ 代表取締役社長 兼 CEOの間下直晃氏)。

V-CUBE Boxの筐体にはこれまで様々なメーカーのPCを採用していたが、(1)携帯性と省スペース性、(2)安定供給、(3)安価さの3つを理由に今回レノボのハードウェアを採用することにしたという。

V-CUBE Box
新たにレノボのハードウェアを採用したV-CUBE Box。リモコンと見比べると、本体のコンパクトさが分かるはずだ

V-CUBE Boxの価格は、カメラやマイクスピーカーなどを含んだ一式で「大体30万円から」(間下氏)。既存のテレビ会議システムと相互接続することもできる。

「従来のテレビ会議システムは高価なため、立派な会議室にしか導入していないケースは多い。しかし、V-CUBE Boxなら、すべての拠点、すべての会議室に置くことができる」と間下氏。

また、留目氏もワークスタイル変革の重要性を説明したうえで、「圧倒的に安価なテレビ会議を普及させることで、日本のすべての企業が“未来型企業”に転換して世界をもう一度リードできるよう貢献していきたい」と意欲を見せた。

V-CUBE Boxの主な特徴
V-CUBE Boxの主な特徴

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