企業ネットワーク最前線

ワークスタイル変革Day 2014 レポート

シスコ石原氏「ワークスタイルに合わせてITを活用し、社員の潜在能力を引き出せ」

文◎百瀬崇(ライター) 2014.09.26

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

コラボレーション関連の新製品・新サービスを今春から今夏にかけて相次いで発表したシスコシステムズ。ネットワークによって様々な人々とクラウド、モノをつなぐことで、「イノベーション=新結合」を引き起こし、新しい価値や新しいビジネスモデルを生み出すための基盤を提供できるという。

3分以内に全拠点とつながるビデオ会議システム

続いて石原氏は、今年6月に発表した新サービス「Cisco Collaboration Meeting Rooms(CMR)」を使ったデモを行った。CMRは、ビデオ会議用の仮想ミーティングルームをクラウドサービスとして提供するもの。Web会議「Cisco WebEx」やビデオ会議システム、デスクトップビデオフォン、「Microsoft Lync」などを相互につなぐことができる。


Collaboration Meeting Roomsの活用イメージ
Collaboration Meeting Rooms(CMR)の活用イメージ


「今までビデオ会議というと、企業内で東京と大阪の拠点をつなぐといったことが中心だった。しかし、CMRを使えば企業内だけでなく、グローバルで、顧客のビデオ会議室などとコミュニケーションを取ることも可能だ。大きな経営会議室からモバイル端末まで、一貫したユーザー体験を提供できる」と石原氏は強調した。

また、シスコは今年5月にビデオ会議端末のラインナップを一新した。これまでのビデオ会議システムは可動式で、会議室に運んでLANケーブルを挿し、リモコンで操作するというものが一般的。だが、うまく操作できる人が少ないため、ビデオ会議システムの利用率はなかなか上がらなかった。

「これからはどの会議室にもプロジェクターやモニターがあるように、ビデオ会議システムも設置されるようになる。それを下支えするのがシスコのビデオ会議システムだ。20万円以下からフルHD環境のビデオ会議室が構築できるようになる。これにより、役員の方が会議室に入ったら、3分以内にどこの拠点にもつながるようになる」

 

すべてのビジネスパーソンがスマホを業務活用するために

石原氏は、次にスマートフォンについて言及した。ビジネスパーソンの多くはスマートフォンを業務で活用したいと考えているが、セキュリティ面が問題視され、役員や営業担当者にスマートフォンが支給されるだけで、そのほかの部署ではスマートフォンを使えないという企業も多い。

シスコは現在、すべてのビジネスパーソンにスマートフォンを業務で活用してもらうため、スマートフォンシンクライアントの環境を顧客に勧めている。会社支給のスマートフォンだけでなく、BYODでも利用できるものであり、スマートフォンに情報を残さずにメールやスケジュールのチェック、社内スタッフの検索、チャット、内線・外線電話、名刺検索、Web会議などがどこにいても行える。実際にスマートフォンを利用したデモも行われた。


シスコソリューションによるセキュアなスマートフォン活用
シスコソリューションによるセキュアなスマートフォン活用


また、石原氏によると、スマートフォンで内線電話をかける方法は3通りある。VoIPアプリタイプとコールバック転送タイプ、キャリアFMCタイプの3つである。「どれか1つのタイプに統一するのではなく、この3つを状況によって使い分けることが肝心。シスコのシステムならばそれを柔軟に実現できる」


スマホの内線化の3つのパターン
スマホの内線化の3つのパターン

 

「簡単」「柔軟」「セキュア」「拡張性」がポイント

講演中に紹介したソリューションのまとめとして石原氏は、(1)ワンタッチで簡単に使えること、(2)様々な既存のIT環境と柔軟に連携すること、(3)セキュリティを確保してBYODにも対応すること、(4)スモールスタートで始められ、将来的にはグローバル環境でも利用できる拡張性を備えていることの4つを重要なポイントとして挙げた。

また、部署や部門によってワークスタイルは様々だが、それぞれのワークスタイルに合わせてスタッフの潜在能力を引き出せる人事制度、コミュニケーションスタイル、オフィスレイアウトなどを検討し、ビジネスを発展させることが大切である。

「シスコはそのお手伝いをするための実績とノウハウを持っている会社だと自負している」と石原氏は強くアピールした。

 

スペシャルトピックスPR

extreme1906
nttcom1906sp
saxa1906

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】IoTの課題解決! 10の最強メソッド
[課題1]IoTで何をすればいいのか分かりません [課題2]IoTを推進できる人材が社内にいません [課題3]中小企業でもIoTで成果は出せますか? [課題4]いつまで経ってもPoCを“卒業”できません… このほか10の課題を解決する最強メソッドを紹介!

●[インタビュー] オプテージ 荒木誠社長「情報・通信の事業統合は必然 ローカル5Gには多くの可能性」 ●DDoS対策にさらなる価値を ●イタリア発ローカル5G、日本へ ●ローカル5Gとキャリア網を連携 ●住商らが国内初ローカル5G実験 ●資生堂やドコモも参入!ビューティーテック ほか

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー

スペシャルトピックス

ネットスカウトシステムズNWを隅々まで可視化してDDoS対策
ボリューム型もL7攻撃も防ぎ切る!

世界最大級の監視システムATLASで全世界のDDoS攻撃を防ぎ続ける!

Synology話題の「メッシュWi-Fi」を選ぶならSynology

ハード性能に加えてソフト機能も充実! ビジネスにも活用できる。

Cloudian HyperStore企業のGDPR遵守を強力サポート!
EB級ストレージを安価に自社構築

Amazon S3と同等のオブジェクトストレージを自社で構築・運用できる

NEC UNIVERGE SVシリーズクラウドとの連携を容易に実現!
新NEC UNIVERGE SVシリーズ

新端末を組み合わせることで、通話にとどまらない充実した機能

インテルキャリア網もクラウドネイティブへ
5G革命を推進するインテル

インテルが5G時代の新NW実現に向けた取組みを加速させている。

エクストリームネットワークスWi-FiとIoTをAIが自動で管理
10万人のスタジアムに搭載

「Smart OmniEdge」がネットワークエッジのトラブルから解放する!

NTTコミュニケーションズeSIMを本格提供! 垂直統合で企業のIoT活用を支えるNTT Com

国内MVNO初のリモートプロビジョニング対応eSIMサービスも提供開始

サクサキャリア網の利用で高い通話品質
スマホ2台までお試し導入も!

サクサのビジネスホンなら、スマホ内線が途切れない! 使い勝手も◎!
NTTコムウェアスマホ内線で高い通話品質を実現!

交換機開発のノウハウを活かしたNTTコムウェアのクラウドPBXは、高い安定性や優れた通話品質が特徴

アクセスランキング

tc1904

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2018 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます