【ワイヤレスジャパン】KDDIが「M2Mクラウド」を参考出展、ZigBee対応ゲートウェイも

太田智晴（編集部）

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KDDIが「マルチセンサ対応M2Mクラウド」を参考出展している。

M2Mクラウドとは、M2Mに必要な様々なプラットフォーム機能をM2Mサービス事業者向けに提供するクラウドサービスのこと。垂直型ですべて個別に開発する従来のやり方と比べて、開発コストを削減できるほか、開発期間の短縮も期待できる。このためM2M普及の大きなドライバーと見られており、国内でもすでにNEC、NTTデータなどがM2Mクラウドの提供を開始している。

センサゲートウェイ
KDDIがM2Mクラウド用に開発したセンサゲートウェイ。センサ情報をZigBee経由で収集し、クラウド上のサーバーに送信する

KDDIのM2Mクラウドの特徴は、ZigBee対応のセンサゲートウェイを用意していることだという。従来であれば、ゲートウェイ-センサ間、サーバ-センサ間の2カ所で自社開発が必要だったが、それが不要になるとのこと。説明員によれば、「ニーズがあれば、ZigBee以外の通信方式にも対応したい」という。なお、商用化時期はまだ未定となっている。

ZigBee対応の人感センサ、煙センサ、温湿度センサも展示
ZigBee対応の人感センサ、煙センサ、温湿度センサも展示

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