Wi-Fi搭載の「たまごっち」最新機種がAWS IoTを採用、7月に世界同時発売

バンダイは2023年6月6日、たまごっちの最新機種「Tamagotchi Uni(たまごっちユニ)」を同年7月15日に世界同時発売することを発表。合わせて、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供するAWS IoTサービスを採用していることを公表した。

7月15日に世界同時発売する「Tamagotchi Uni」

7月15日に世界同時発売する「Tamagotchi Uni」

Tamagotchi Uniは同シリーズ初のWi-Fi搭載機種で、国内では6月8日に予約を開始。海外では北米や欧州など全35の国と地域で展開をスタートする。

Wi-Fiを使って、たまごっちたちのメタバース「Tamaverse(たまバース)」にアクセスし、世界中のユーザーが育てた、たまごっちに出会うことができる。また、直接クラウドに繋がることで、新しいイベントやアイテムの配信コンテンツをダウンロードすることが可能。世界中のたまごっちと競ったり、協力したりするイベントを世界同時に開催する。

バンダイは、世界中のたまごっちが交流するというコンセプトを実現するため、AWS IoTを採用した。AWSと共に構成の検討やプロトタイピングに取り組み、セキュアな接続を保証できること、全世界で100万台以上の接続を行うためのリソースのスケーリングや負荷分散ができることなどを達成するため、AWS IoTをフル活用したサーバーレス構成を構築。サービスの迅速な立ち上げに成功したという。

Tamagotchi UniとAWSクラウドの接続イメージ

Tamagotchi UniとAWSクラウドの接続イメージ

今回の発表に合わせて、AWSジャパンは、同製品におけるAWS IoTサービスの活用法を紹介した技術ブログを公開している。

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