マクニカ、ネットスコープのSD-WANを日本国内向け提供

マクニカとネットスコープジャパンは2023年5月9日、マクニカが日本国内向けに米国ネットスコープ社のSD-WANソリューション「Netskope Borderless SD-WAN」を提供開始すると発表した。

昨今の働き方の多様化に伴い、企業が考慮すべきリスクも高まっている中、SASEへの注目が高まっている。同ソリューションはユーザーかにクラウドまで多対多の接続を高性能かつセキュアに行うことを謳う。運用の簡素化とクラウドの利用拡大という顧客ニーズに応え、マルチクラウド接続を最適化し、自宅や社用車など様々な環境で利用できることを特徴としている(参考記事:SASE市場に変化アリ 新たな潮流「SSE」と「分散SASE」を解説)。

ネットスコープはSSE(Security Service Edge)を提供しており、米調査会社のガートナーには2年連続でリーダーの1社と評価されている。ネットスコープのSSEはすでに、SWG(セキュアWebゲートウェイ)、CASB(Cloud Access Security Broker)、FWaaS(Firewall as a Service)、ZTNA(Zero Trust Network Access)の4つのセキュリティ機能と、DLP(Data Loss Prevention)やRBI(リモートブラウザ分離)の統合を可能にしている。そこにNetskope Borderless SD-WANが加わることで、完全統合型のSASEプラットフォームを実現できるようになるという。

SASEプラットフォームによる安全かつ最適化されたネットワーク接続

SASEプラットフォームによる安全かつ最適化されたネットワーク接続

SASEプラットフォームにより、企業拠点間の通信が一元的にアクセスコントロールできるようになり、社内・社外を意識せず安全かつ最適な接続が可能となる。また、エンドツーエンドの最適化やネットワーク回復力の向上などを統合コンソールで提供するため、企業の運用負荷軽減に寄与するとしている。ネットスコープのSASEはAPIによりIDaaSやEDRなど他ベンダーのセキュリティ製品と連携できるため、顧客のゼロトラスト実現を後押しするという。

マクニカは、日本で唯一Netskope Borderless SD-WANを取り扱う一次代理店となる。また、ネットスコープ製品を導入・運用を支援することを通じ、顧客企業のゼロトラスト実現をサポートするという。

 

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