クラウドストライク、“世界初”のIoT向けEDR/XDRサービスを発表

クラウドストライクは2023年4月11日、拡張型IoT(XIoT)資産を保護するEDR/XDRソリューションである「CrowdStrike Falcon Insight for IoT」を発表した。同社によれば、このようなソリューションは世界初だという。

同社は「CrowdStrike Falcon」プラットフォームでエンドポイント保護を提供してきた(参考記事:AWS内インフラへの攻撃活動を調査─クラウドストライクがクラウドに特化した脅威ハンティング「Falcon OverWatch Cloud Threat Hunting」)。今回発表したサービスは、従来提供されてきた保護、検知、対応機能を、IoT、OT、医療機器、インダストリアルIoT(IIoT)など企業全体のコネクテッドデバイスに活用できるという。ユーザー企業は同じプラットフォーム上で、組織におけるXIoT、ITエンドポイント、クラウドワークロード、アイデンティティ、データをすべて保護できるとしている。

また、同社によると、従来のITセキュリティソリューションでは、XIoT資産に対する脅威への防御と検知を効果的に行うためのコンテキストを得られず、オペレーションの中断を防げないという。このサービスははXIoT資産に特化したコンテキストを収集・活用することで、組織ごとに適切なXIoT脅威防御ポリシーと精度の高い検知機能をカスタマイズして提供する。OTデジタルトランスフォーメーションの安全な実現をサポートすると同時に、オペレーションに深刻な悪影響を及ぼしかねない脅威を、オペレーションを止めることなく防ぐとしている。

同社のプレジデントであるマイケル・セントナス氏は、「業界をリードするEDR・XDRの保護対象を拡張してXIoT資産を侵害から守り、すべてのエンドポイントをもれなく保護します」とコメントを寄せている。

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