ジュピターテクノロジーとソニックウォールが提携し高付加価値ソリューション提供

ネットワーク管理製品を扱うジュピターテクノロジーと、ファイヤウオールベンダーのSonicWallの日本法人であるソニックウォール・ジャパンは2023年4月6日、製品カテゴリーが異なる両社製品の連携ソリューションを開発することで合意し、ソリューションの提供を開始したと発表した。

DX化推進、リモートワークの常態化により、ネットワークの問題が発生した際の迅速な原因調査が求められている。特に、VPN環境の可視化、外部脅威の防御、ネットワーク監視、SIEM(セキュリティ情報イベント管理)を含めたログ管理の必要性が高まっている。

こうした状況を背景に、両社はニーズが高いと見込まれる高付加価値ソリューションを開発し提供することとしたという。

ジュピターテクノロジーとSonicWallのソリューションマッピング

ジュピターテクノロジーとSonicWallのソリューションマッピング

具体的には、「1st Step」として、可視化とログ管理の提供を開始する。「SonicWall UTM」とログ可視化ソリューションであるFastvue「Reporter for SonicWall」や、ログ保存アプライアンスの「Syslog Watcher」を組み合わせる。

可視化とログ管理ソリューションのサービスイメージ

可視化とログ管理ソリューションのサービスイメージ

次いで「2nd Step」としてSonicWall UTMと監視ソリューションを組み合わせたネットワーク管理、「3rd Step」としてSonicWallとSIEM連携やSyslogアプライアンス、SOCサービスなどと組み合わせた統合型セキュリティ運用を提供するとしている。

両社の販売パートナーを通じて提供する。連携ソリューションの販売目標として、2023年は5000万円、2024年は1億円を掲げている。

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