パナソニック コネクトは2023年2月24日、現場の映像データの管理と活用を同一プラットフォーム上で実現するクラウドサービス「Cameleo（カメレオ）」を3月29日より提供開始すると発表した。

Cameleoは、セキュリティカメラをはじめとする多様なデバイスで記録された映像・画像データの蓄積・管理と、様々なアプリケーションとのAPI連携を可能にすることで、現場映像を活用した業務の革新・効率化を実現するB2B向けのサービスだ。

PCやスマートフォンから利用可能なポータル画面では、蓄積したデータを管理・再生するための基本機能に加え、ユーザーや登録機器の多階層管理や現場に設置したPTZカメラの遠隔操作などを行える。

操作画面イメージ（左：PC、右：スマートフォン）

また、静止画と動画ともに、VGA（640×480）からフルHD（1920×1080）まで幅広い解像度に対応している。高精細なデータが使えることで、より高度な画像解析が可能になる。

APIについては、40種類超を用意。映像・画像データおよびポータルの機能を外部システムから利用することができる。柔軟なアプリケーション開発やシステム連携が可能になるほか、開発コスト・時間が節約でき、スピード感のある課題解決を実現できるという。

Cameleoは、用途と活用するデータに合わせて、「ベーシック」「プロ」「スナップショット」「ムービー」と計4通りのプランを提供する。

4種類のプランを提供する

パナソニック コネクトでは、Cameleoを拡販・展開するパートナー企業を、様々なサポートメニューにより支援する。すでにβ版を活用しているパートナー企業との共創活動を加速させるため、正式版の提供開始に先駆けて1月より運用を開始しており、本日時点ですでに5社が加入し、Cameleoを活用した共創活動をスタートしている。

パートナープログラムのイメージ

2023年度中の加入企業数40社を目標とし、パートナー企業との新たな価値創出を加速させていきたいという。