「オープンネットワーキング戦略が好調な3つの理由」、Dell EMC ナラヤナスワミー氏

ハードウェアとソフトウェアが分離され、ネットワークOSを自由に選べるホワイトボックススイッチ。その世界へ3年前に飛び込んだのがDell EMCだ。オープンネットワーキング戦略を推進する同社のネットワーク事業の現状を、Dell EMC APJでオープンネットワーキング/SDNソリューション担当ディレクターを務めるラグパシー・ナラヤナスワミー氏に聞いた。

オープンネットワーキング市場でシェア9割――Dell EMCのオープンネットワーキングは特にどういった顧客に好評なのですか。

ナラヤナスワミー 4つの領域で、特に成功しています。

まずは大規模なネットワークを持っているテレコム、金融、政府官公庁の3つの業界です。

そして、もう1つが、できるだけ早くオープンネットワーキングを取り込みたいと考えている中規模の企業です。今後も、この4つの領域で大きな成長を見込んでいます。

――市場シェアは、どれくらいあるのですか。

ナラヤナスワミー ハードウェアとソフトウェアを別々に購入して導入できるオープンネットワーキングのマーケットにおいて、Dell EMCは9割のシェアを持っています。

また、我々はハードウェアだけにフォーカスしているわけではありません。既存環境でもSDNに対応できるよう、VMware NSXと組み合わせたオーバーレイのアプローチにも注力しています。

非常にパワフルな技術であるVMware NSXと組み合わせることで、より多くの恩恵を顧客に提供できます。

月刊テレコミュニケーション2017年12月号から一部再編集のうえ転載
(記事の内容は雑誌掲載当時のもので、現在では異なる場合があります)

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