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日本最大級のマンション専業ISPが実践! クラウド&モバイルを「セキュア」に活用する方法

文◎太田智晴(編集部) 2016.01.20

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「万が一、情報漏えいがあれば、会社の経営に関わる問題になる」。情報セキュリティを非常に重視しているファミリーネット・ジャパンだが、その一方でGoogle AppsやiPhoneなどのICTツールを積極活用している。同社はどのようにクラウドやモバイルのセキュリティを担保しているのだろうか。

オンラインストレージもIPアドレス制限でセキュアに利用ファミリーネット・ジャパンが利用しているクラウドサービスは、Google Appsだけではない。例えば、協力会社との大容量データのやりとりには、KDDIのオンラインストレージサービス「KDDI ファイルストレージ」を使っている。

KDDI ファイルストレージの特徴の1つは、IPアドレス制限の機能が付いていること。このため、仮にID/パスワードが漏えいしても、ファミリーネット・ジャパンや協力会社のオフィス以外からのアクセスはブロックすることができる。

また、クラウド型アドレス帳サービス「KDDI SMARTアドレス帳」も活用している。これは、クラウド上のアドレス帳を従業員間で共有できるサービスだ。ファミリーネット・ジャパンでは、社内連絡先を共有するのに使っている。

KDDI SMARTアドレス帳の導入以前は、従業員に携帯電話端末を手渡す前に、総務部側で社内連絡先を入力していた。このため最初こそアドレス帳データは最新の状態だが、従業員各自で更新作業を行わないと、どんどんアドレス帳データが古くなっていった。

しかし、KDDI SMARTアドレス帳なら、いつでも手間なくクラウド上にある最新のアドレス帳データと同期できる。総務部はクラウド上のアドレス帳を更新するだけで済むし、従業員の利便性も上がる。「以前から、こういうサービスを探していましたが、ようやく見つかりました」と鈴木氏は言う。

Google ハングアウト
Google Apps for Workについては、現在のところGmailの利用が中心になっているが、今後は他のアプリケーションも積極的に活用していきたい考え。例えば、技術部門ではチャットアプリのGoogle ハングアウトを試験的に利用している

端末の紛失時もリモートロック/削除で安心このほかにもiPhoneやiPadは、経路探索や管理組合への説明/プレゼンテーションなど、様々な用途で活躍しているが、これらスマートデバイスのセキュリティ対策に活用しているのは、KDDIのスマートデバイス管理サービス「KDDI Smart Mobile Safety Manager(SMSM)」だ。

「実際、何回か起こっていますが、万が一の紛失などの際、遠隔からロックやデータ削除が行えるので安心です。また、SMSMでは、従業員がどんなアプリケーションをインストールしているかなども確認できます」と経営管理部 総務部の村上義和氏は語る。

なお、SMSMでは従業員が勝手にアプリケーションをインストールできないように制限することも可能だが、「『業務上、必要なものは入れていい』と許可しています」と鈴木氏。スマートデバイスの大きな魅力は、豊富なアプリケーション。「セキュリティは重視していますが、あまり制限をかけ過ぎると、誰も使わなくなります」(鈴木氏)という考えからだ。

「従業員が一番必要としているのは機動性」と鈴木氏は言う。であれば、管理側がやるべきは、セキュリティをしっかり担保しながら、クラウドとモバイルを積極的に導入し、従業員の機動性を向上すること――。セキュリティと機動性のどちらもおろそかにせず、両立させていこうというのが、ファミリーネット・ジャパンの流儀なのである。

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