企業ネットワーク最前線

【取引先からも好評!】日本コンタクトレンズ研究所のiPhone&Google Apps活用術

文◎重森大(ITライター) 2014.06.19

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

日本コンタクトレンズ研究所のオフィスに
展示されていたナーゲル式アノマロスコープ。
色覚異常に関する検査器械だという

コンタクトレンズの卸売を行う日本コンタクトレンズ研究所(本社:愛知県名古屋市)。同社の営業担当者がカバーするエリアは広く、移動時間が長いときには半日にも及ぶ。そこで、導入したのがiPhoneとGoogle Appsだ。外出先でも社内にいるのと同じように、添付ファイルの確認や会社のメールアドレスでの返信ができる体制を整えた。

iPhoneとGoogle Appsでスマートフォンの力を活かせる環境へ

プライベートでiPhoneを使っている社員から「会社支給のスマートフォンもiPhoneに移行してほしい」と要望する声も上がるなか、転機が訪れる。それは、KDDIから2013年暮れ、iPhoneとGoogle Appsを組み合わせた活用について提案されたことだった。

iPhoneに移行し、スマートフォンへの取り組みを仕切り直すべきかどうか――。葛藤や不安もあったというが、Google Appsの活用について学ぶセミナーに参加したことで、懸念は氷解していく。

「Androidと比べて直感的に使えるiPhoneのインターフェイスに、作り込まれたGoogle Appsのアプリ。これなら当社の従業員でも使いこなせると感じたからです」

業務に使うメールをGmailに移行すれば、自社ドメインのメールで大容量の添付ファイルを扱えるようになる。それぞれの社員に割り当てられるメールボックスの容量も大幅に増えるうえ、外出先でもiPhoneから添付ファイルを確認できる。

「以前から、会社のメールを携帯電話に転送し、外出先で確認している社員はいました。しかしファイルサイズの制限が厳しく、添付ファイルを確認できることはほとんどありませんでした。また、そのまま返信すると携帯電話のメールアドレスから返信されてしまうのも問題でした」

Gmailなら外出先からでも、会社のメールアドレスを使って返信できる。メールの添付ファイルを確認して、素早く返信できるようになるだけでも効果は大きい。同様の機能を持つ他のクラウドサービスとの比較検討も行ったが、多機能過ぎて高コストなサービスばかりだったという。

「当社が求めたのはメールを中心としたコミュニケーションのクラウド化でした。その視点で比較し、求める機能とコストのバランスが最も優れていたのがGoogle Appsだったのです」

 

ワンストップサポートで導入・運用もスムーズ

スマートフォンの活用が深まらないまま迎えた機種変更だったため、実は大堀氏らは、営業現場から反発があることも覚悟していたそうだ。しかし実際には、「あまりの抵抗感のなさに驚いたくらい」。新しいデバイスの導入につきものの操作に関する問い合わせもほとんどなく、iPhoneはすぐ現場に浸透していったという。

「タッチパネルによる操作など、すでにスマートフォン自体には馴染んでいたことが、抵抗感を少なくしたのかもしれません。加えて、それまで使っていたAndroidと比べて、iPhoneのインターフェイスが直感的で扱いやすかったのも抵抗なく展開できた要因だと思っています」

スムーズな導入を実現した陰には、「KDDI Smart Mobile Safety Manager」の効果もあった。スマートフォンの設定変更やアプリケーション配布を一括管理できるサービスで、デバイスを配布した後からでも設定変更やアプリケーションの自動インストールを遠隔から実行できる。

「IT運営を支援してくれているKDDIまとめてオフィスにもお世話になりました。Gmailに移行する際のドメイン名設定が難しかったのですが、まとめてオフィスに問い合わせたら、すぐに具体的な設定方法を教えてもらえて助かりました」

日本コンタクトレンズ研究所は、iPhoneとGoogle Appsに加えて、MDM(モバイルデバイス管理)や固定電話回線もKDDIのサービスを採用している。「ワンストップでお願いできるというのは楽ですし、心強いことです」と大堀氏は語る。

スペシャルトピックスPR

watchguard1805
scsk1805
jpsecure1805

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】プライベートLTEと
   5G URLLCの世界

[第一部]プライベートLTE 
●“Wi-Fi超え”の企業無線/●プライベートLTEを構築しよう [第二部]5G URLLC ●5Gの目玉「URLLC」とは?/●202X年、5Gはこう使う

◆[インタビュー] NTT 篠原弘道副社長 「B2B2Xで広がる可能性」 ◆クラウド管理型無線LAN ◆WAF ◆光伝送で進むオープン化

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー

スペシャルトピックス

NTTコミュニケーションズIoTビジネスの種まきから結実まで
NTT Comの「次の一手」とは

自社発行型eSIMでの新サービス提供に期待!

SAS Institute Japanデータ分析の老舗、SASが提案するIoT時代のデータ活用

IoTのはじめの一歩を踏み出す前に考えるべきポイントは?

SigfoxSigfoxが開始1年で100万回線!
いよいよ花開くIoTビジネス

LPWAの代表格「Sigfox」の最新動向と活用事例を徹底レポート!

WatchGuard Wi-Fi Cloud不正APを自動遮断するWIPS搭載!
ソーシャルWi-Fiで販促支援も

セキュアな無線LAN環境を実現できる「WatchGuard Wi-Fi Cloud」

無線LAN構築・運用のポイントをSCSKが語る

無線LANの大きなトレンドとなっている「クラウドWi-Fi」で課題解決!

ジェイピー・セキュア導入実績100万サイト以上の
国産WAF「SiteGuard」

業界最速レベルで防御機能を提供するジェイピー・セキュアのWAF製品

ライムライト・ネットワークスクラウド型WAFでWebサイトを保護

ライムライトなら、自社のCDNやDDoS対策との多層防御でオリジンサーバーを攻撃から防御できる。

Office 365ユーザは使わなきゃ損
Teamsでチームワークが劇的に!

Office 365の新ツール「Teams」を使い始める企業が続出している。

CASO新技術のホワイトボックス
M2Mルーターは「切れない接続」

Foxconnグループでホワイトボックスを展開するCASO。

東京エレクトロンデバイスグローバル企業のSaaS活用を後押し
マルチクラウド化の準備はCASBで

マルチクラウドを一元的に管理したい。そんな望みを叶えられる。

拠点・モバイルをつなぐだけ!
クラウドの安全はシンプルに守る

クラウド利用の拡大とともに複雑化するセキュリティ課題を解決!

NetskopeCASBでクラウドはどこまで操れるか
既存のセキュリティとどう違う?
 

Netskopeを例にCASBの機能と使い方、メリットを整理した。

ソフトバンクソフトバンクがSMB向けの
ソリューションパートナー募集!

働き方改革を中心に新たなソリューション開発を支援する。

日本マイクロソフトSkype for Businessを
快適に使いこなすコツとは?

UCの導入効果を最大化するためには備えが必要だ。

日本ビジネスシステムズ“電話”からはじめる働き方改革!

日本ビジネスシステムズのクラウドPBXは、働き方改革を目指す日本企業にピッタリのIP電話サービスだ。

Dialpadピュアクラウドで進化し続ける電話

「PBXを買いたくない」「電話回線を引きたくない」。そんな企業に最適なクラウドテレフォニーがある。

東京エレクトロンデバイスIoTデバイス特化のAIで異常検知

IoTデバイスを狙ったマルウェアが急増中だ。ZingBox IoT Guardianは、IoTに特化したAIで検知する。

Aruba次世代NACでIoTの脅威をブロック

Arubaの次世代NACはエージェントレスでIoT端末にも対応! リスクを検知し有害端末を隔離できる。

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション20180226
wsd
compass

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2018 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます