ロジクール/シネックスインフォテック Skype for Business用会議室コンソール「SmartDock」 働き方改革に有効なSkype for Business コンソール利用で会議がスムーズに

マイクロソフト「Skype for Business」(以下、SfB)を使って会議を行う企業が増えている。それに伴い、簡単かつ安全にSfB会議を始められるコンソール「SmartDock」の販売数も伸びてきた。同製品を普及させるために協業するシネックスインフォテックの神山昌樹氏とロジクールの妻鹿行雄氏に、SfB会議で得られるメリットなどについて話し合ってもらった。
シネックスインフォテック常務執行役員プロダクトマネジメント部門長の神山昌樹氏(左)とロジクール法人営業本部 本部長の妻鹿行雄氏

シネックスインフォテック常務執行役員プロダクトマネジメント部門長の神山昌樹氏(左)とロジクール法人営業本部 本部長の妻鹿行雄氏

●まず、両社の事業内容について教えてください。

妻鹿 ロジクールはコンピュータ周辺機器の開発・製造を行うLogitech Internationalの日本法人で、同社の製品を日本においてLogicoolブランドとして販売する会社です。

神山 シネックスインフォテック(以下、シネックス)は、米SYNNEXの日本法人でPCを中心とするハードウェア、ソフトウェア、クラウドサービス、モバイル関連サービスの卸売り販売を行っています。従来からロジクールの一次販売代理店として、同社の製品を取り扱ってきました。

●「Skype for Business(以下、SfB)」に関してどのようなビジネスを行っているのでしょうか。

妻鹿 ロジクールでは現在、年平均成長率70%を越えるVC(ビデオコラボレーション)部門のビジネスに力を入れています。その一環として、マイクロソフトとともに開発したのがSfB用会議室コンソール「SmartDock」です。

 これまでのビデオ会議システムは大きな会議室を必要としてきましたが、SfBを利用すればハドルルーム(小規模会議室)で手軽に会議を開けるようになります。SmartDockはSfB会議を簡単かつ安全に行うための製品であり、SfBを利用する企業を増やすための取り組みをシネックスと一緒に進めています。

神山 シネックスは今、クラウドビジネスに注力しており、そのビジネスを加速させるためにもマイクロソフト「Office 365」のディストリビューターとして、販売数を伸ばすことを重視しています。

 われわれの強みは自身がOffice 365のユーザーであり、コミュニケーションツールとしてSfBを利用しているため、そのメリットをよく理解していることです。例えば、地方の営業担当者はオフィスを持たず、SfBを活用することで自宅を拠点として営業活動を行っていますし、営業会議などもSfBを利用して開催しています。介護などの事情で出社できない社員がオフィスに出社せず、自宅で仕事をするというケースもあります。まさに働き方改革の実践につながりました。このような活動の成果で今年、マイクロソフト社からディストリビューターアワードを受賞いたしました。

妻鹿 シネックスは、大画面ディスプレイでホワイトボードにもビデオ会議端末にもなる「Microsoft Surface Hub」も取り扱っていますよね。

神山 ご紹介ありがとうございます。SfBの利用において、大きな会議室にはSurface Hubを、ハドルルームにはSmartDockを提案するといった方法でビジネスを進めています。

 SfBは昨今、注目を集めている働き方改革を実現するためのとても重要なツールだと考えています。実際、働き方改革に取り組むお客様が、手始めにOffice 365にパッケージされたSfBの利用を始めるケースが増えています。

妻鹿 シネックスには様々な種類の当社製品を販売してもらっていますが、その中で最も取扱額が増えているのがVC関連製品で、両社のVC関連製品の売上高は前年対比100%を超えています。それはVC関連製品の市場が広がっていることに加え、SfBのビジネスを伸ばすためのソリューションとして、両社が力を合わせてSmartDockをアピールしてきたからだと考えています。

ロジクールの「SmartDock」

ロジクールの「SmartDock」は、ハドルルームでもSfBを使い手軽に会議を開くことができる

使いやすさと求めやすい価格 スタイリッシュなデザインも評価


●SmartDockに関しては、これまでの協業の枠を超えた取り組みを進めているとうかがいました。

神山 通常のビジネスでは、販売店からの引き合いをもとに活動することが多いです。これに対し、SmartDockに関しては当社とロジクールが共同してエンドユーザーのもとを訪れ、SfBで会議を行うことのメリットを説明したり、契約に結び付けるためのアプローチを行ったりしています。これまでの販売手法から一歩踏み込んだビジネスを行っているのです。

妻鹿 シネックスがエンドユーザーや販売店を訪問する際、当社のスタッフも同行させてもらうことが多くありますね。

神山 働き方改革を進めるためにSfBを利用し始める企業が増えているといっても、それはまだ一部に過ぎません。多くの企業は働き方改革に取り組み始めたばかりで、それを実現するための新しいITツールを模索している状況なのです。ですから、“待ち”の姿勢ではビジネスはなかなか動きません。そのため、ロジクールをはじめとしたメーカーに、「一緒にエンドユーザーを訪問しましょう」「展示会に出展しましょう」などと声を掛け、SfBの市場を広げていこうとしているのです。

妻鹿 VCの市場は、テレビ会議専用機が中心だった時代からSfBなどのツールを利用して会議を行う時代へと少しずつ移行している最中だと思っています。この好機を逃さないためにも、両社が協力して市場の変化を促すための動きを行い続けていきたいですね。

●SmartDockに対するエンドユーザーの評価についてはいかがでしょうか。

神山 国内でSmartDockと同じ機能を備えた製品はないと私は考えています。ですから、お客様から「SmartDockを試用したい」という声がかかることは多いですね。そして、試用したお客様のSmartDockへの評価はとても高いです。

妻鹿 それはうれしい話ですね。SmartDockがエンドユーザーから高い評価を得ている理由は、使いやすさと求めやすい価格の2つだと考えています。

 SfBを利用して会議を開く際、操作が複雑なコンソールだと高いITリテラシーが要求されますが、SmartDockはスクリーンにワンタッチで簡単に会議を始められます。ITリテラシーの高い人がいなくても誰でも簡単にSfB会議を開けるのです。また、スタイリッシュなデザインを気に入ってくださる人も少なくありません。特に新しく会議室を新設するような場合、デザインが良くないものはなるべく置きたくないですよね。

 他方、すでにビデオ会議システムを所有している企業は、SmartDockの価格に驚かれます。ビデオ会議システムに比べてかなり安価ですから。

企業の規模を問わず高い関心 デモ機で操作性の良さを実感


●大企業でもSmartDockの導入が進んでいるようですね。

神山 2017年2月21日にSmartDockの取り扱いを始めることを記者発表したのですが、その後すぐに大手食品会社から問い合わせがありました。

妻鹿 両社のスタッフがその企業を訪れ、製品の説明を行いに行きましたね。その後、デモ機を貸し出し、まず2台購入してもらい、それからどんどん購入数が増えていきました。

神山 大企業だけではありません。中堅・中小企業からの引き合いや要望も数多くありました。反響の多さには驚きましたよ。

 両社で精力的にエンドユーザーのもとに足を運び、製品の説明を行いましたが、積極的にSmartDockのデモ機を貸し出したのも正解でした。実際に使ってもらうことでその操作性の良さを理解してもらえましたから。

妻鹿 デモ機を貸し出したことで、安心して導入してもらえたはずです。ビデオ会議システムに比べて画質や音質は落ちますが、デモ機を使ってSfB会議を行った企業のほとんどがそれほど気にしていませんでした。

神山 この対談の記事を読んで、少しでもSfBやSfB会議、SmartDockに興味を持った方は、ぜひ私たちに声を掛けてもらいたいですね。

妻鹿 ぜひそうしてほしいです。両社で説明にうかがったり、デモ機を貸し出したりすることはこれからも継続していきますので、気軽に連絡してください。

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