協和エクシオ 「Skype for Business導入トータルサービス」 SfB導入の課題解決をサポート 通建事業60年のノウハウを活かす

電話やメール、チャットなどのコミュニケーションを効率化し、生産性向上につなげようとする企業が増えている。こうした企業がこぞって導入しているのが、日本マイクロソフトの「Skype for Business」(以下、SfB)だ。通信建設(通建)業で60年以上の実績を持つ協和エクシオはこれまで培ったノウハウを活かし、SfB導入トータルサービスを提供している。
(右から)協和エクシオICTソリューション事業本部の根川泰典氏、衛藤典史氏、斉藤智宣氏

(右から)協和エクシオICTソリューション事業本部の根川泰典氏、衛藤典史氏、斉藤智宣氏

 日本は長年、先進国の中でもとりわけ労働生産性が低いと指摘されてきた。しかも、このまま少子高齢化が進めば近い将来、労働力人口の大幅な減少は避けられない。限られた人材を最大限に活かすために労働の「質」、すなわち生産性の向上はいよいよ喫緊の課題となっている。

 生産性を高めるための具体策の1つに、コミュニケーションの効率化がある。企業ではオフィス電話やメール、ビジネスチャット、ビデオ/Web会議など様々なコミュニケーション手段が活用されているが、それらをクラウド上で統合するUC(ユニファイドコミュニケーション)を導入する企業が増えている。

 UCの中でも、Office製品との親和性の高さなどから企業の高い支持を集めているのが、日本マイクロソフトの「Skype for Business」(以下、SfB)だ。

 「政府が働き方改革を積極的に推進していることで、SfBの企業導入が加速しています」。協和エクシオICTソリューション事業本部ソリューション推進本部クラウド・セキュリティソリューション推進部門担当部長の衛藤典史氏はこう話す。

 「Office 365」の一機能として提供されるSfBは、通信コストを抑えつつ社内コミュニケーションの活性化を実現できるツールだ。ただし、既存のPBX(構内交換機)やビデオ会議システムからSfBに移行する際には、電話や遠隔会議における音声品質をいかに担保するか、既存設備との連携をどうするかといったことが必ず問題となる。

 そこで日本マイクロソフトは、SfBで音声通話を含む統合コミュニケーション基盤を構築しようとする企業を支援する取り組みを強化している。

 その一環として、ネットワークや音声インフラの構築・運用について高い技術力を持つパートナー企業をSOF(Skype Operations Framework)パートナーとして認定(2017年9月よりCloud Voice System Integratorに改称)。協和エクシオもその1社であり、通信建設(通建)業者として長きにわたり電話のインフラ構築で培ってきたノウハウを活かし、「オンライン会議」と「Phone System(旧Cloud PBX)」を軸に、企業のSfB導入を支援するサービスを提供している。

SfBを有効活用した会議を実現 ハイブリッド技術者を養成


 まず、SfBを使った高品質なビデオ/音声会議を実現するソリューションが、「Skype Room Systems 導入サービス」だ。デバイスから利用するネットワークの最適化の提案・構築、クラウド環境の実装までトータルで提供する。

 デバイスについては、中〜大規模会議室向けには「Microsoft Surface Hub」、打ち合わせスペースなど小規模会議室向けには「Logicool SmartDock」、音声会議には「Polycom Trio 8800」や「AudioCodes HRS」というように、会議の規模や用途に合わせた最適な製品を揃える。

 協和エクシオがキッティングまで対応するので、企業は導入後すぐにSfBによるオンライン会議を始めることができる。特にSurface HubはフルHDの55インチモデルと4K対応の84インチモデルといずれも大型のため、搬入や組み立て、設置などに手間がかかる。「我々はエンジニアリング企業なので、こうした施工は得意分野。しかも全国ワンストップで提供することができます」とICTソリューション事業本部ソリューション営業本部 第一営業部門担当課長の根川泰典氏は語る。

 さらに、オンプレミスのクラウド化を成功させるためには、両方の技術に精通している必要がある。協和エクシオはかねてより、ネットワーク系やサーバ系の資格を取得したオンプレミスの技術者を数千人規模で擁する。企業のクラウド化を支える目的から、この技術者たちにマイクロソフトのクラウドサービスに関するトレーニングを順次展開し、2018年度までに2000人の“ハイブリッドエンジニア”を養成することを目指している。これまでに相当数が育っているという。

「Microsoft Surface Hub」

「Microsoft Surface Hub」はWindows 10を搭載し、Skype for Business Onlineをプリインストールしているので、内蔵カメラを使った遠隔会議が行える。資料に情報を書き込み、拠点間で共有することもできる

既存PBXとSfBの連携で内線通話 初期投資を抑える月額サービスも


 次に、SfBによるPhone Systemを50人程度の少人数でも利用可能にするソリューションが、「Skype for Business Cloud Connector Edition(CCE)環境構築サービス」だ。

 海外ではOffice 365のPhone SystemとPSTN(公衆交換電話網)を直接つないだサービスが始まっているが、日本ではまだサービス提供されていない。このためCCE環境構築サービスは、CCEサーバーとVoIPゲートウェイが一体化したコンパクトな筐体をオンプレミスで導入することで、Phone System上でPSTNへの発着信制御を可能にする。「通建業者としての経験を基に、当社は最高品質のSfBによる電話システムを提供することができます」とICTソリューション事業本部ソリューション推進本部クラウド・セキュリティソリューション推進部門課長代理の斉藤智宣氏は自信を見せる。

 既存のPBXと連携し、SfBと既存電話との内線通話も行えるので、「従来の電話も残したい」という企業ニーズに応えることも可能だ。

 最近は、サーバーをはじめハードウェアをオンプレで持つのではなく、クラウド化することで余計なコストを減らそうと考える企業が増えている。電話についても、いずれクラウドの波が本格到来すると協和エクシオでは予想する。

 そうした時代を先取りするかたちで、Phone SystemとPSTNとの接続環境を月額サービスで提供する「Get Going Cloud サービス」も選択できるようになっている。

導入にまつわる課題を解決 NW品質測定や検証環境も提供


 ところで、SfBに関心はあるものの、何をどうすればいいかわからなかったり、現在のネットワーク環境で上手く活用できるかどうかといった不安を持つ企業は少なくない。「Skype for Business 導入トータルサービス」は、「計画(Plan)」「導入(Deliver)」「運用(Operate)」の各フェーズにおいて課題を見つけ、解決に向けた提案を行う(図表)。

図表 「Skype for Business 導入トータルサービス」のイメージ

図表 「Skype for Business 導入トータルサービス」のイメージ

 万が一ネットワーク環境に問題があれば、音声遅延や音切れなどサービス品質に大きな影響を与えかねない。特にビデオ会議システムの場合、SfBで支社や支店など遠隔地をつないだり、外出先や自宅など複数の拠点間で会議を行う場合には、すべての拠点において同じネットワーク品質で利用できることも重要になる。「Skype for Business 導入アセスメントサービス」は、品質測定ツールを使ってネットワーク環境を評価し、品質低下を招く可能性のある箇所や課題を抽出。改善案を提案するほか、クラウド型無線LANや光回線、SDN(Software Defined Network)など複数の選択肢の中から最適なネットワークを提案することができる。

 SfBを導入した場合のコミュニケーション環境を評価・検証するための「Skype for Business Proof of Concept(PoC)評価・検証環境構築サービス」も用意しており、同サービスでスモールスタートした後、全面的にSfBに移行する企業も出始めている。

 SfBで生産性向上を実現する動きは、これからも続くことが予想される。協和エクシオの活躍する機会が増えることは間違いなさそうだ。

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ICTソリューション事業本部
TEL:03-5778-1123
E-mail:mpn-ict@hqs.exeo.co.jp