こんなシーンを想像してほしい。
貴方は出張先の顧客に新製品のプレゼンを行うため、移動中にノートPCで資料を作成している。USB型データ通信端末を持参しておりネット環境は万全だ。ノートPCやスマートフォンを駆使しながら情報収集を行って資料を完成させ、資料をプレゼン用のタブレットに移した。これで準備万端だ。
タブレットを利用したペーパーレス会議を無事に終え、その後、帰りの移動中にプレゼンの報告書を作成。溜まったメールの返信も行い仕事を終えた。
一見スマートなプレゼンに見えるが、上記のシーンではUSB型データ通信端末、スマートフォン、タブレットの計3つの回線を利用しているのだ。これはスマートとは言いがたい。USB型データ通信端末はPC作業には便利だが、Wi-Fi端末への接続ができず、結果としてWi-Fi端末ごとに回線を契約することで月々のコストが高くついてしまう。
このような悩みを持つビジネスパーソンは多いのではないだろうか。そんな不満を解消するのが、ネットワークコンサルティングが開発し、2月に発売したモバイルチャージャー機能付きモバイルルーター「Triprouter」だ。
Triprouterは「WiMAX 2+」と「au 4G LTE」に対応したUSB型データ通信端末「Speed USB STICK U01」(以下、U01)に装着して、同端末をモバイルルーター化するものだ(図表1)。最大8台のWi-Fi端末を同時に接続できる。
また、Triprouterは、U01の抜き差しが容易にできるため、利用シーンにあわせてU01を使いPCと直接接続を行う、といったU01の利点をそのまま活かす使い分けが可能だ。また、こうした使い分けをすることで、Triprouter本体のバッテリーの節約にもなり、長時間インターネットを利用することができる。
さらに、スマートフォン等へ給電するモバイルチャージャー機能も搭載。これ1台で外出時のバッテリー切れにも備えられる。もちろん、給電しながらWi-Fi通信を行うことも可能だ。
「Triprouterとスマホをまとめて充電もできる。寝る前に充電のセットをしておけば、翌朝にはTriprouterもスマホも充電が完了している。出張先のホテルなどコンセントの数が少ない場所で重宝する機能だ」。同社の大貫裕太氏はこう話す。
Triprouterの主なスペックは下の図表2の通り。MVNO各社で順次、U01とのパッケージ製品として発売されている。
外形寸法(mm) | W108×H62×D42.5 |
---|---|
質量 | 約100g |
バッテリー容量 | 2500mAh |
連続通信時間 | 約6時間※1 |
連続待受時間 | 約15時間※1 |
充電時間 | 約3時間※2 |
WI-FI規格 | IEEE802.11b/g/n |
同時接続台数 | 最大8台 |
ここで冒頭のシーンに戻ろう。U01とTriprouterを持参すれば、スマホやタブレットで回線を契約せずにインターネットを利用でき、月々のコストを節約。出張時の悩みの種であるスマホのバッテリー切れも、Triprouterの給電機能で解決する。金銭面・パフォーマンス面のどちらにおいても常に余裕をもって仕事に集中できる──。デキるビジネスパーソンは、こうでなければ。
お問い合わせ先 |
株式会社ネットワークコンサルティング E-mail:info@nwcs.co.jp URL:http://nwcs.co.jp/ 『Triprouter』製品ページ:http://nwcs.co.jp/product/triprouter/ |