スマートフォンの普及と入れ替わりに、固定電話の利用機会が減少している。この10年間で固定電話の通話時間が半減したという調査結果もあるほどだ。
オフィスでもこの傾向は当てはまるが、ビジネスホンにかかるコストは一向に減らないままだ。主装置のリプレースや固定電話機の移設・増設などのたびに大きなコストがかかっている。それどころかリース契約の更新時、機能追加などを理由にリース料金はかえって増額したというケースも少なくないだろう。
「利用頻度は減少しているのに、なぜコスト負担は減らないのか」──。こうした悩みに応えるのが、オフィス24のIP-PBX「MOT/PBX」である。
MOT/PBXは、拠点間・社員間を簡単に内線化できるソリューションだ。スマートフォンやPCを内線端末化することで、オフィスから余分な固定電話機をなくし、コスト削減を実現する。
仕組みは簡単で、手持ちのスマートフォンに専用の無料IP通話ソフト「MOT/Phone」をインストールするだけ。これでスマートフォンをビジネスホンとして利用できるようになる。通信環境にもよるが、海外でも内線の発着信が可能だ。MOT/PBXの導入企業の中には、台湾や米シカゴなどの拠点で利用しているケースもあるという。
MOT/PhoneはWindows PCにも対応。このため、USBホンやヘッドセットをつなぐだけで、PCをビジネスホン代わりに使うこともできる。また、MOT/Phoneのソフトフォンには簡易的なCTI機能が搭載されており、着信すると相手の氏名や電話番号、前回通話時の社内担当者などの詳細な情報がポップアップ表示される。このため効率的に会話を進めることが可能だ。
MOT/PBXの特長的な機能としては、「ホットライン着信」もある。顧客の電話番号や通話履歴を参照し、最適な担当者に直接着信させるもので、(1)前回通話着信、(2)担当者自動設定、(3)担当者固定指定の3種類から着信方法を選べる。「社内の取り次ぎの負担を軽減すると同時に、通話相手をお待たせする時間を軽減することができます」とパートナー企画課長の松本洋紀氏は話す。
さらにスマートフォンやPCでFAXを送受信できるので、余分な複合機の削減も実現する。
MOT/PBXが受信したFAXを、ビジネス向けグループチャット機能「MOT/Cha」を使ってスマートフォンやPCに転送すれば、外出先からでもFAXの確認が行える。また、スマートフォンやPC上のファイルをPDF化し、FAX送信することも可能だ。FAXによるやり取りの多い税理士事務所で導入したところ、FAXのためにわざわざ外出先から事務所に戻る必要がなくなり、大幅な時間の節約と業務効率化を実現できたという。
オフィス24は、2020年に向けて「ビジネスホンのない社会の実現」を目標に掲げる。MOT/PBXなら、誰もが持っているスマートフォンの活用により、オフィスの電話を効率化が期待できるのだ。
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