日永インターナショナル
ネットワークソリューション
事業部
シニア・セキュリティ・
アドバイザー
富岡博義氏
DDoS攻撃のアタック数は年々増加している。その規模も大きくなっており、直近で観測された最大規模の攻撃は602Gbpsだったという。
日本企業に向けたDDoS攻撃の脅威も高まっているため、企業は対策する必要がある。だが、DDoS対策はコスト面でもスキル面でもハードルが高い。
そうしたなか、「月額数万円の利用料のみで、DDoS攻撃から企業システムを守る方法があります」と話すのは日永インターナショナルの富岡博義氏だ。
同社が販売するクラウド型DDoS対策サービス「DDoS Guard」を利用すれば、わずかな利用料で最大1.5TbpsのDDoS攻撃を防ぐことができるという。1.5Tbpsと言えば、602Gbpsの攻撃でも優に耐えうるスペックだ。
このDDoS Guardは、独DDoS GUARD社が提供するDDoS対策サービスで、DDoS攻撃が最も激しい欧州を中心に大規模データセンターや中堅ISP、オンラインゲーム企業、流通企業などに採用されている。クラウド型だけでなくアプライアンス製品も提供しており、幅広い企業ニーズに対応できる。
DDoS Guardのスクラビングセンターは、フランクフルトとアムステルダムに加え、東京にも配置されている。
同サービスを利用すると、DDoS攻撃と正常な通信を含む全ての自社向けトラフィックが一旦スクラビングセンターを経由するようになる。もしトラフィックの中にDDoS攻撃があれば、攻撃の発信元に近いセンターでクレンジングされ、正常な通信のみが自社のネットワークに流れてくる。
一般的に、DDoS攻撃を受けるときの最大のウィークポイントは、自社と通信事業者を結ぶ回線にある。しかしDDoS Guardなら、そこに到達する前にスクラビングセンターを経由し、適正なボリュームのトラフィックになるため、そういった不安を解消できる。
また、クレンジングの対象は、何も最大1.5Tbpsのボリューム攻撃だけではない。「DDoS対策専門ベンダーならではの独自フィルタリングシステムにより、トラフィックの中から様々なタイプのDDoS攻撃を識別・排除することが可能です」と富岡氏は説明する。
こうした強力なクレンジング機能のほか、最短3営業日で手早く導入可能なのもDDoS Guardの特長だ。
「ユーザは保護したいネットワークのIPアドレス情報と、もしHTTPS通信があればSSLサーバ証明書を用意し、自社の連絡先情報とともにサービス申込を行うだけです。その上で、ユーザが利用中のDNSサーバにおいて、保護対象ネットワークのAレコードを変更すればDDoS Guardの保護ネットワーク下に入れます」(富岡氏)
変更したDNSの設定がインターネット上に行き渡るのを数日待てば、DDoS対策は完了する。要件定義やシステム構築の手間がなく、DDoS攻撃の排除はDDoS GUARDの専門家がスクラビングセンターで行ってくれるため、難しいスキルも不要だ。実際の攻撃状況は、ユーザ向けのWebポータル上でモニタリングできる。
さらに、日永インターナショナルは24時間365日、日本語と英語によるDDoS Guardのサポートを提供。障害発生時の緊急コールをはじめ、多様な問い合わせに対応している。
現在、同社はセキュリティ診断付きの無料トライアルを実施中だ。この機会にクラウド型のDDoS Guardを試してみてはいかがだろう。
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