パナソニック 「TOUGHPAD FZ-N1指紋認証センサー搭載モデル」 かつてない頑丈さの現場向けスマホ 長期利用によるTCO削減効果も

フィールドワークでもモバイル活用による業務革新が求められている。だが、コンシューマー向けスマートフォンの現場利用には課題も多い。パナソニックの「TOUGHPAD FZ-N1」は、業務用端末で培ってきた頑丈性能や操作性により屋外の過酷な環境下での長期利用にも耐え、BCP(事業継続計画)やTCO(総保有コスト)に貢献する。
プロジェクトマネジメント部主幹の三宅隆二氏(左)とハード開発部 機構設計課主任技師の東井達也氏

プロジェクトマネジメント部主幹の三宅隆二氏(左)とハード開発部 機構設計課主任技師の東井達也氏

 スマートフォンの業務活用は、フィールドワークの現場へも広がりつつある。

 現場でも業務効率化などの業務革新が求められるようになっており、その実現のためにはモバイル活用が不可欠であることは言うまでもない。ところが、コンシューマー向けスマホを現場で使おうとすると、堅牢性や操作性など多くの課題が存在する。

 パナソニックの「TOUGHPAD」シリーズは、耐衝撃や防塵・防滴性能といったタフネスさと使いやすさを両立している業務用端末。過酷な環境下での使用に耐えつつ、機動力が要求される現場のIT化に貢献する。

 2016年11月に発売された最新モデル「TOUGHPAD FZ-N1指紋認証センサー搭載モデル」は、同年2月に提供を開始した4.7型ハンドヘルドからバーコードリーダー機能を省いたもの。指紋認証センサーにより、確実・手軽に個人認証を行える。公共やインフラ、運送、警備などバーコードリーダーを必要としない業務でも頑丈なスマートフォンを求める声が多く寄せられたことから、開発したという。

「TOUGHPAD FZ-N1指紋認証センサー搭載モデル」

「TOUGHPAD FZ-N1指紋認証センサー搭載モデル」は背面に指をかざすだけで認証を行え、現場におけるセキュリティ対応を高めることができる

独自の試験で耐衝撃性能を維持 MILを上回る耐久性を確保


 TOUGHPAD FZ-N1は、コンシューマー向けスマホと何が違うのか。

 第1の特長が頑丈設計だ。パナソニックでは落下や衝撃に耐えうる性能をテストするため、本体の6方向に対し1.8mの高さからコンクリート面に落下させる試験、80cmの高さからディスプレイ中央に300gの鋼球を落下させる試験、1mの連続落下試験などを行っている。耐久性を表す指標として米国国防総省が定めるMIL-STD-810Gが有名だが、パナソニックではMILを上回る独自の基準を定めて試験を実施している。

 このうち1mの連続落下試験では、ボックスの中に端末を入れて1分当たり5回の回転速度で1000回も回す。180度回るたびに端から端まで移動するので、計2000回続けて落下する計算だ。これだけ回転した後でも、従来通り操作することができる。「タフさをうたったスマホは他にもあるが、数百回程度の落下で操作に支障を来してしまう。TOUGHPAD FZ-N1は堅牢性が格段に違います」と開発を担当したハード開発部 機構設計課主任技師の東井達也氏は胸を張る。

 パナソニックではMILに準拠した耐振動試験も実施している。前後・左右・上下に1時間かけて振動を与え続けるというもので、車両での利用を想定し行っているという。

 頑丈設計が実現可能な理由について、プロジェクトマネジメント部主幹の三宅隆二氏は「物流向けのハンドヘルド端末で長年培ってきた耐衝撃のノウハウが活かされています」と説明する。

 ディスプレイを例に取ると、単にガラスの強度を上げるだけでは破損を防止することは難しい。その点、TOUGHPAD FZ-N1は端末の縁をやや盛り上げ、ディスプレイが完全に露出しないようにすることで表面を保護し、破損を防ぐ。「機構設計の妙技により、高い強度を実現しています」(東井氏)。

 こうした細部へのこだわりが、TOUGHPADの頑丈設計を支えていると言えるだろう。

タンブル試験では、密閉された状態で1mの連続落下を2000回繰り返す

タンブル試験では、密閉された状態で1mの連続落下を2000回繰り返す

激しい風雨や手袋でも操作可能 電源を切らずにバッテリー交換


 TOUGHPAD FZ-N1の第2の特長として挙げられるのが、屋外使用でも操作性に優れている点だ。

 操作モードを切り替えるだけで、手袋をはめた状態や画面に水滴がついた状態でも操作することができる。

 作業用手袋は手を保護する目的から分厚いものが多いが、手袋モードは厚さ5mmまで対応する。

 多くのスマホで採用されている静電容量式タッチパネルは従来、表面に付着した水滴と指先の区別ができずに誤操作が発生していた。しかし、TOUGHPAD FZ-N1に搭載されている水滴誤動作防止モードにすると静電容量式と感圧式のハイブリッドモードとなり、指と水滴を判別して誤操作を防ぐ。これはパナソニックの独自技術によるもの(特許取得済み)で、IP66/68に準拠した防滴/防水設計などと相まって、激しい風雨の中で手袋をはめたまま操作するといったことも可能だ。

 このほか、オプションの周辺機器も充実している。バッテリーパックも交換できるので、長時間駆動だけでなく長期間運用が可能。短期間での機種変更に伴うさまざまなコストも抑制することができる。

 さらに、指紋認証センサーは、端末がスリープ状態でもロックの解除を行える。

 こうした細部にわたる数々の機能が、どのような環境下でも使いやすさを実現している。

最長5年目までの保証に対応 メーカーならではの充実したSEサービス


 第3の特長として、TOUGHPAD FZ-N1は、保証・保守体制も充実している。

 3年間の無償保証以外に、破損や水濡れ、天災、盗難時に備えた拡張保証もあり、希望すれば最長5年目まで保証期間を延長できる。

 平均2〜3年のサイクルで機種変更するコンシューマー向けと違い、業務用は長期にわたり使い続ける傾向にある。

 また、万が一故障した場合には、約4営業日で修理を完了する。発送などにかかる時間を差し引くと、事実上、丸1日で修理を終える計算だ。スピーディな対応により、業務ロスを最小限に留めることができる。

 「端末の故障は、修理代金や稼働できない期間の機会損失、情報システム部門に寄せられる問い合わせやクレームへの対応など可視化されないコストが多く発生する。TOUGHPADシリーズは壊れにくく、しかも万全のサポート体制により、TCOの削減効果が期待できます」と三宅氏は話す。

 特筆すべきは、導入・運用部門を支援するさまざまなSEソリューションサービスが揃っていることだ。

 法人向けのキッティングサービスは、OSの設定、アプリケーションのインストール、暗号化などの個別設定に1台から対応する。重要な個人情報を取り扱うため、セキュリティにも留意している。端末の生産もキッティングも国内の工場で行われているので安心だ。

 また、より長く使い続けるには頑丈性能だけでなくソリューションとして耐久性を高めることも必要になる。特にTOUGHPADはトラックやフォークリフトなど特殊車両の車載端末として取り付けられるケースも多く、長期にわたる振動は故障や事故につながりかねない。そこで、振動を測定して取り付け方をアドバイスする車載アセスメントサービスや、取り付け作業や金具の作成を行うインストレーションサービスなど車載ソリューションも用意している。

 パナソニックのタフシリーズ端末は、1号機のノートPC「TOUGHBOOK CF-25」の発売から16年9月で20周年を迎えた。

 この間、スタッフが国内のみならず海外にも出向いてフィールドワーカーの「生の声」を集め、開発にフィードバックすることで、進化を続けてきた。その結果、頑丈ノートPC市場では14年連続で世界シェア1位を獲得している(VDC Research調べ)。

 TOUGHPADシリーズの“末っ子”にあたるFZ-N1(指紋認証センサー搭載モデル)は、TOUGHPADのノウハウに携帯電話開発チームのノウハウも加わり、堅牢性を保ちつつシリーズ最小・最軽量を実現している。

 TOUGHPADシリーズの集大成ともいうべきFZ-N1を現場での業務活用にぜひ検討することをお勧めしたい。

<お詫びと訂正>
「月刊テレコミュニケーション」1月号50〜51ページのパナソニックの記事広告に誤りがありました。51ページ小見出しの「最長6年目までの保証に対応」は、正しくは「最長5年目までの保証に対応」です。
お詫びして訂正いたします。

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