ナカヨ通信機 Android搭載IP PHONE「GRANYC」(グラニス) Android搭載の次世代型の新端末 オフィスの主役となるシステムを目指す

ビジネスホンメーカーであるナカヨ通信機が開発したAndroid搭載IP PHONE「GRANYC」が登場した。ビジネスホンやひかり電話対応電話機としてはもちろん、テレビ会議やグループウェア等を利用するタブレット端末としても活用できる。さらに、オフィス以外のさまざまなビジネスシーンでの利用も可能だ。

 ナカヨ通信機は、Android搭載IP PHONE「GRANYC」(グラニス)の出荷開始を9月末に予定している。

 GRANYCは、Android 2.2を搭載したマルチタッチのIP PHONE。受話器の付いたクレードルとセットで提供され、オフィスの机上では、電話機能を持つ情報端末として利用できる。

「GRANYC」はオフィスの机上では電話機能を持った情報端末として利用できる

「GRANYC」はオフィスの机上では電話機能を持った情報端末として利用できる

 クレードルには充電/給電機能、LANおよび映像出力のインターフェースのみ搭載、他のすべての機能はタブレット側に搭載されている。このため、7インチワイド型LCDを搭載したタブレット本体を取り外せば、無線LANを利用した持ち運べる情報端末として、1台で何役もこなせる。

 ビジネスホンメーカーのナカヨ通信機が開発しただけに、電話帳機能や発着信履歴、リダイヤルや発信者番号通知、パーク保留など、ビジネスに必須の電話関連機能を多数搭載している点が特徴だ。

 同社では、GRANYCを「ビジネスホンも含めた次世代型の新端末」と位置づけている。まず、自社のデジタルIPビジネスホン「NYC-iE シリーズ」との接続を予定しており、通常のビジネスホン内線電話機として利用可能。搭載しているCMOSカメラをを利用し、テレビ電話やテレビ会議/Web会議の端末としても活用できるようにしている。また、各種ビューワソフトを搭載しており、グループウェアやEメールはもちろん、WordやExcel、PowerPointなどの資料の閲覧も可能だ。さらに、オフィスの節電対策が叫ばれている現在、スマートメーターと連動させて、オフィスの電力使用量の見える化端末としての利用も視野に入れている。

 オフィスでの利用シーン拡大には、さまざまなアプリケーションベンダーとの協業が必須となる。特に重要なのが電話と他のアプリケーションの連携だが、ナカヨ側で電話連携用のSDK(Software Development Kit:開発キット)を提供し、アプリを開発しやすい環境を整えている。

 このように、単なるビジネスホン端末には留まらず、「オフィスのコア」となる端末に育てていきたい意向だ。

あらゆるビジネスシーンで活用


 GRANYCはAndroid搭載のため、オフィスだけに限定せず、さまざまなビジネスシーン向けにアプリケーションを自由に開発することができる。

LCDを搭載したタブレット部を取り外せば持ち運べる情報端末として、さまざまなシーンで利用できる

LCDを搭載したタブレット部を取り外せば持ち運べる情報端末として、さまざまなシーンで利用できる

 利用シーンとしてナカヨでは、「マンションやテナントビル等のエントランスシステムおよび情報配信用」「高齢者住宅用の見守りシステム用端末」「ホテルやレジャー施設等での外国語も対応可能な案内板」「各種商業施設等でのデジタルサイネージ端末」といった例を挙げることで、アプリケーションベンダーにアピールしている。

 特に期待しているのが、マンション等での情報配信用端末としての利用だ。地域コミュニティの情報配信のほか、地域のスーパーマーケットやコンビニエンスストア等と協業して、商品情報に基づく配達サービス用の端末としても活用できるなど、さまざまな利用シーンが描ける。

 このように、できるだけ多くのアプリケーションベンダーやクラウド事業者と協業し、あらゆる分野にGRANYCを展開していく方針だ。

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お問い合わせ先
株式会社ナカヨ通信機
IPS開発営業部
TEL:03-3496-1148
URL:http://www.nyc.co.jp/