日本HP HP vHSS──仮想化に対応したHSS M2M/IoTコアネットワークの仮想化を推進 グローバルでのHLR/HSSのノウハウ活用

M2M/IoTはその特性に合わせるために専用のコアネットワークが必要であり、仮想化への対応が避けられない。HPの「HP vHSS」はM2M/IoTに不可欠な要件を満たすだけでなく、20年にわたるHLR/HSSの提供で培ったノウハウを有し他社をリードしている。
吉川慎二氏

通信・メディア
ソリューションズ統括本部
CMSプラクティス本部
ソリューション第三部
ソリューションアーキテクト
吉川慎二氏

清水義文氏

日本ヒューレット・パッカード
通信・メディア
ソリューションズ統括本部
CMSプラクティス本部
ソリューション第三部
リージョナルドメインリード
清水義文氏

 新たなビジネスを創造する手段として、M2M/IoTに高い注目が集まっている。2015年12月の3GPPによるMTC(マシン型通信)関連の標準仕様拡張に合わせて、16年以降にはグローバルで本格的な普及期に入ると見られる。

 M2M/IoT分野における通信事業者のビジネス領域は、(1)M2Mサービスに最適化された通信インフラの提供、(2)M2Mサービスのアグリゲーター、(3)M2Mサービスプロバイダーの3点。なかでも、通信事業者のインフラの要ともいうべきコアネットワークは、M2M/IoTの特性により、携帯電話のそれとは量やコストの面で大きく異なる。

 すなわち、M2M/IoTのデータは小パケット通信であるためARPUは低く、携帯電話とは10倍近い差がある一方、数が多いことから、低コストでのネットワーク構築が求められる。また、携帯電話の場合、音声・データともトラフィックが集中する時間帯に一定の規則性が見られるのに対し、M2M/IoTのトラフィックは平準化されず、予測が難しい。

 こうした理由から「通信事業者は、M2M/IoTの特性に合った通信インフラを提供することが必要」と日本HP通信・メディアソリューションズ統括本部リージョナルドメインリードの清水義文氏は指摘する。

図表 M2M/IoT要件に対応したHP vHSS/vHLR

図表 M2M/IoT要件に対応したHP vHSS/vHLR

優先制御やデバイスの増減に対応 有力ベンダーとの接続実績も強み


 HPは、コアネットワークのうちHLR(加入者情報データベース)およびHSS(ホーム加入者サーバー)では20年の歴史があり、グローバルで加入者は合計4億以上、北米では65%以上のシェアを持つリーディングカンパニー(HP調べ)。HSSについては、NFV(Network Functions Virtualization)に対応した「HP vHSS」を提供している。

 vHSSは、汎用サーバーによる低コスト運用でコスト削減を実現するほか、細やかな輻輳制御設定による優先制御やデバイスの急激な増減にも対応可能だ。また、2G/3GおよびLTEに対応し、M2M用HLRとしても利用できる。さらに、M2M/IoTではそのデバイスが複数の国にまたがって使用されることもあるが、HPは世界の有力ベンダー各社との豊富な接続実績を持つ。「長年培ってきた相互接続におけるノウハウは他社にはない強み」と通信・メディアソリューションズソリューション第三部ソリューションアーキテクトの吉川慎二氏は話す。

 これらM2M/IoTの要件を鑑みると、通信事業者のコアネットワークにはHP vHSSがベストフィットするといえそうだ。

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