日本ソナス・ネットワークス Sonus SBC1000/2000 メンテフリーで従来型の電話をUCに統合 Microsoft LyncとPBXの共存が容易に

Microsoft Lync公認のゲートウェイ装置「Sonus SBC」は、Lyncで構築するユニファイドコミュニケーション(UC)環境に既存のPBXシステムを統合し、UCと従来型の電話を共存させることを容易にする。段階的にUCへマイグレーションしたいユーザーから大きな支持を集めている。
渡邉光輝氏

日本ソナス・ネットワークス
システム技術部
上級システムエンジニア
渡邉光輝氏

 Microsoft Lyncを導入してUC環境を構築する場合、既存の電話システムをいかに継承するかが課題となる。社員の働き方と業務内容には様々なタイプがあり、UCの先進的なスタイルが合う場面もあれば、従来通りのPBX機能が欠かせない業務もある。多様なワークスタイルをサポートするには、PBXとLyncを共存させなければならない。

 その共存の道を提供し、従来のPBXからUC環境への段階的な移行を可能にするのが、日本ソナス・ネットワークスの「Sonus SBC」だ。SIP-SIP接続のSBC(セッションボーダーコントローラ)機能を持ち、また、PRI/BRIのインターフェースも備えるため、Lyncと国内製PBX、国内キャリアの多様な電話回線/FMCサービスを接続できる。

 同社で上級システムエンジニアを務める渡邉光輝氏は、「PBXも含めてあらゆる端末と回線をLyncにつなげる“Any to Any接続”をコンセプトに開発したのがSonus SBC。これが日本企業のニーズに非常にマッチしている」と話す。日本では特にPBX特有の機能や使い勝手を重視する傾向にあり、LyncのUC環境に企業の音声インフラを統合する“要”の役割を担うSonus SBCが多くの企業で支持を集めているのだ。

管理者はADの設定を変更するだけ! LyncとPBXをシームレスに連携


 Sonus SBCの利点は、多様なインターフェースをサポートしている点だけではない。運用管理の手間なくLyncとPBXを連携させる「Lyncマイグレーション機能」こそが最大の特徴だ。

 Sonus SBCを図表のようにLyncとPBX、電話回線の中間に設置。Sonus SBCがActive Directory(AD)の情報を参照し、電話着信の際に、その宛先がLyncユーザーかPBXユーザーなのかを判断して適切な端末につなぐ。管理者は、PBXからLyncに移行したユーザーの情報をADに設定するだけで、着信を適切に振り分けてくれるのだ。

図表 Lyncマイグレーション機能

図表 Lyncマイグレーション機能

 コストをかけてPBX側の設定を変更する必要はない。運用負荷をかけずにLyncとPBXを共存させ、統合的なUC環境へと容易に移行できる。

 もう1つ、「フォーキング機能」も見逃せない。これは、電話着信時に最大8つの端末を同時に呼び出す機能だ。例えば、社内では自席のPBX電話機、会議室ではLyncクライアント、外出時は携帯、在宅勤務時には自宅の電話機を使い分ける場合でも、自分宛ての着信時にはすべての端末が鳴動する。「そのときの働き方に応じて最適なデバイスで対応できる」点が、ユーザーから評価されていると渡邉氏は話す。

 また、NTTドコモのオフィスリンク、KDDIのビジネスコールダイレクトにも正式対応しており、これらのFMCサービスを利用する際にも適している。FMCの登録端末を持つユーザーへの発信があった場合に、自動的に内線番号に接続させる機能も備えるため、通話料削減効果を最大限に発揮できるのだ。

 ソナスは、同時接続数が最大160の「SBC1000」と最大600の「SBC2000」の2機種を販売するほか、今年から仮想化環境でも導入可能な「Sonus SBC SWe(ソフトウェアエディション)」の提供も開始した。また今後、他キャリアIP電話サービスへ順次対応予定である。Lyncをクラウド環境で運用する企業もサポートし、UCの利便性向上を支援していく。

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