NETGEAR ReadyNAS/ReadyDATA 中小企業のためのNAS エンタープライズ級の高機能

企業のITインフラにおけるデータ容量が増大するなかで、データを手元で確実に保護できるNASへの需要が広がっている。だが、NAS製品の多くは、低価格な個人/SOHO向けか、高価格なエンタープライズ向けが中心で、中小企業にとっては「帯に短し襷に長し」の状態だ。NETGEARは、悩める中小企業に最適のNAS製品を提供している。
杉田哲也氏

ネットギアジャパン
社長
杉田哲也氏

 企業が扱うデータの増加とともにNAS(Network Attached Storage)の需要が高まっている。LANに接続するだけで大容量データを保存できることから、従来は、ファイル共有やバックアップ用途で伸びてきた。近年は、サーバー統合・仮想化環境における共有ストレージ、アーカイブといった用途にも広がっており、NASの需要が増している状況だ。企業データの保存方法としては導入や拡張が容易に行えることからクラウドストレージサービスが注目されているが、企業には基幹データや機密情報をクラウドにあげることに抵抗もある。「手元でデータを確実に保管、管理したい」というニーズが根強くあり、NASへの需要は衰えることがない。

価格or性能で悩む中小企業 “ちょうどよい”NASとは?


 NAS製品市場は処理性能や容量などの基本的な競争から、高機能やコストパフォーマンスといった競争にシフトしている。低価格だが性能/機能が限られる「個人/SOHO向けNAS」と、高性能で機能豊富だが高価格な「エンタープライズNAS」への分化だ。ここで、悩ましいのが中小企業の製品選択だ。

 個人/SOHO向けNASは、低価格で導入しやすいが、セキュリティや冗長性など、肝心のデータ保護面で不安がある。他方、エンタープライズNASは、機能面では申し分ないが、運用にはITスキルが要求される。さらに、システム構成に1千万円かかることも珍しくはなく負担は大きい。

 個人/SOHO向けNASかエンタープライズNASかの選択で、中小企業は多くの製品が「帯に短し襷に長し」の状況となる。そうした中で、中小企業向けに特化させたNETGEARのNAS製品が好調に売り上げを伸ばしている。

 NETGEARは、1996年から日本に拠点を置くネットワーク機器ベンダーだ。スイッチ、無線LAN、ストレージの三本柱で事業展開しており、同社のNASは5000ドル以下の製品カテゴリーでグローバルシェア1位の実績を持つ。ネットギアジャパン社長の杉田哲也氏は、「NETGEAR設立当初から、ITの専門家でなくても簡単に使える製品をSMB向けに提供することに注力してきました」と話す。様々な用途に適した汎用ストレージの「ReadyNAS」とより高機能を豊富に搭載した「ReadyDATA」の2種類の製品展開がユーザーニーズをつかみ、ここ数年のNASの売上は二桁の成長を続けている。

求めやすい価格と高機能を両立 誰でも使えるシンプルな製品


 ReadyNASとReadyDATA両製品の特長は、(1)コストパフォーマンスの高さ、(2)使いやすさの2点だ。

 まず、コストパフォーマンスでは、エンタープライズクラスの機能を搭載しながら低価格を実現している点だ。例えば、ReadyNASの最上位モデルで12ベイのReadyNAS 4220は302万4000円。ReadyDATA 5200は12ベイのベースユニットは111万6720円で、専用の拡張ユニットは62万9424円だ。データ保護、データ復旧などの機能は標準搭載されているため、基本機能を拡張するための追加ライセンスやソフトウェア購入の必要がなく、この価格が導入コストの上限と考えてよい。

 標準搭載の機能を組み合わせることで、企業データの保護をより確実なものとする。例えば、「無制限スナップショット」と「リアルタイムアンチウイルス」との合わせ技だ。無制限スナップショットは、ある時点でのファイルシステムの更新履歴情報を保持し、復元できるスナップショットを無制限に行える。データをストレージ領域に保存する際のリアルタイムアンチウイルス機能によりウイルス感染と判断された場合、無制限スナップショットで保存した感染前のファイルに復元できる。さらに、レプリケーション機能によって、他拠点のReadyNAS/DATAと相互に複製をとれば、一方の拠点のデータが壊れても、迅速なデータ復旧が可能だ。

 ReadyDATAは、ReadyNASと比較してDR(ディザスタリカバリ)機能が強化されている。特に、「フェイルバック機能」がこの価格帯で搭載されている点が珍しい。これは、プライマリ、セカンダリ構成をとった際の運用をスムーズにする。従来、プライマリがダウンするとセカンダリ運用に切り替え、プライマリが復旧した際はセカンダリ運用中のデータアップデートを手作業で行っていた。フェイルバック機能は、セカンダリからプライマリに運用を戻す際のデータの切り戻しを行い、速やかな復旧を助ける。

 このほか、ブロック単位のレプリケーションや、シン・プロビジョニング、データの重複排除も搭載されている。

 次に使いやすさだが、ReadyNAS/DATAそれぞれのシリーズでUI(ユーザーインターフェース)を統一し、企業運用に必要な設定をホームユースと同様の感覚で行えるようにした。初期設定も簡便化しており、「ウィザードに従って入力をするだけです。ITスキルがなくても10分以内で完了できます」と杉田氏は説明する。NAS導入のハードルとなるRAID設定についてもRAID自動拡張機能「X-RAID2」によって管理者の手を煩わせない。

 サポートサービスも充実している。同社の「5年保証」は、通常3年であることが多い保証期間をHDDも含めて5年としたもので、製品の堅牢性の証左ともいえる。また、365日電話で日本語サポートが受けられる点も心強い。

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ReadyDATAの管理画面

ReadyDATAの管理画面。ボリュームスループットやネットワークスループットが手に取るようにわかる

10G高速化/監視ニーズに対応 リーズナブルにネットワーク構築


 ReadyNAS/DATAは、NETGEARが提供するスイッチ製品、ソフトウェアと組み合わせることで、さらに広いニーズに応える。特に、「10Gソリューション」「監視ソリューション」は、中小企業のニーズの最適解ともいえるものだ。

 10Gソリューションは、大容量のデータをリアルタイムに扱う機会の増加によって、「ギガビットクラスの通信では間に合わない」という企業の高速化ニーズに応えた。10GbEポートを2つ搭載したReadyNAS/DATAラインナップと、同社の10Gスイッチとを組み合わせる(図表1)。同社の10Gスイッチのラインナップには20万円を切るモデルもあり、組み合わせ次第では数十万円での10G構成が可能だ。

図表1 10GbE環境で冗長構成を構築

図表1 10GbE環境で冗長構成を構築

 監視ソリューションは、「製造ラインの様子を本社からカメラの映像データを使って監視したい」といったオフィスでの監視カメラ導入ニーズに対応した「ReadyNAS Surveillance」だ(図表2)。ユーザー企業は、ソフトウェア追加でReadyNASをNVRシステムとして運用できる。ライセンス料(1カメラ8360円)とカメラを用意すれば始められるため、廉価なカメラであれば5万円程度で導入が可能だ。

図表2 「ReadyNAS Surveillance」構成例

図表2 「ReadyNAS Surveillance」構成例

 複雑化、高度化する中小企業のストレージニーズに対し、適切な価格で機能を提供するNETGEARのReadyNAS/DATA。中小企業のデータ保護の要として、今後も成長していきそうだ。

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ホワイトペーパーダウンロード ReadyDATA5200によるディスクへのバックアップ(B2D:Backup to Disk)とディザスタリカバリー・ソリューション

ReadyDATA 5200のバックアップソリューションは簡単かつ効率的です。どのメーカーのバックアップソフトウェアを選択しても、ReadyDATA 5200はコストパフォーマンスが高く設置の簡単で、豊富な機能や特長を備えたバックアップデータストレージを提供します。

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