インヴェンティット Inventit ServiceSync データ収集・機器制御の仕組みを一括提供 “高くて難しいM2M”という常識を変える

M2M(Machine to Machine:機器間通信)を活用して新サービスを生み出そうとする取り組みが多様な産業で動き出している。現場のリアルなデータをビジネスに活用することを可能にするM2M成功の肝は、大量のデバイスとデータの効率管理にある。それを実現するM2Mプラットフォームが「Inventit ServiceSync(サービスシンク)」だ。
目黒学氏

インヴェンティット
ホールプロダクト部
プロダクト企画グループ
マネージャー
目黒学氏

 M2Mの魅力は、“ビジネスの現場”からリアルなデータを取得・分析できることにある。これを成功させるためのポイントは何か。通信機器の遠隔管理・制御技術を強みとするインヴェンティットの目黒学氏は次のように語る。「データの収集・管理、分析までの流れをいかにスムーズに実現するかが最も難しい。多様かつ大量のデバイスと膨大なデータを効率的に管理する仕組みを短期に、かつ低コストに実現する。それによってM2Mの成否が決まります」

 M2Mシステムはセンサー/通信機器、ネットワーク、サーバー、データベースといった多くの部品から構成される。これらを調達し、ソリューションとして組み立てて運用する負荷は相当なものだ。これが、“M2Mは難しい”“コストが高い”というイメージを作り出している。

 このハードルを下げ、M2Mを身近なものにするのが、同社のM2Mプラットフォーム「ServiceSync」である。目黒氏は「“挿せばつながる”M2Mの環境を実現していきたい」と話す。

「挿せばつながる」簡便さを実現 ServiceSyncで裾野を広げる


 ServiceSyncは図表のように、M2Mシステムの開発・構築基盤を一括提供するものだ。主な特長は次の5つである。

図表 「Inventit ServiceSync」を活用したM2Mシステム構成イメージ

図表 「Inventit ServiceSync」を活用したM2Mシステム構成イメージ

 1つは、小規模から大規模環境まで柔軟に拡張できる独自のサーバーアーキテクチャだ。適正なコストでスモールスタートが可能となり、端末・ユーザー数の増加に合わせて容易に拡張できる。2つ目は迅速にM2Mを始められること。デバイス管理やセキュリティ等のM2Mに必要な機能が揃っているので、ユーザー企業は収集したデータを活用するためのアプリ開発に集中できる。

 そして、多様なデバイスをサポートできることが3つ目だ。管理対象となるセンサーデバイスの機種に依存しない柔軟なプラットフォームとなっている。もちろん、ユーザーの要望に合わせて、プラットフォーム機能やアプリ、デバイス機能等のカスタマイズにも対応する。

 4つ目が運用管理の容易性だ。データを収集する“上り”だけでなく、機器の制御やファームウェアを更新するための“下り”通信も安定的に制御、各種の設定作業を遠隔から実行できる。多数のデバイスを各地に分散設置し、メンテナンスする際に現地にSEを派遣することは難しい。遠隔管理・制御機能が充実していることで、「専門家を連れていかなくても、箱から出して電源を入れるだけでサーバーにつながる簡便な運用管理を実現しています」(同氏)。

 最後に、クラウド型とオンプレミス型の両形態を選択できる点も重要だ。月額料金制のクラウド型で始めて、ユーザー数が増えたらオンプレミス型に移行するなど、柔軟にシステム形態が選べる。

 インヴェンティットはアプリからデバイスまで幅広い分野のSEを擁する。「我々は遠隔管理技術をコアとするテクノロジーベンチャー。アプリ開発やカスタマイズへの対応スピードも強みです」と目黒氏。通信キャリア向けで培った大規模運用の実績を基に、M2Mを活用しようとする企業をバックアップしていく。

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