イーグローバレッジ IrDock-F iOS向けデータ転送ツールが切り開く スマートデバイス業務利用の拡大

イーグローバレッジは、iPhone/iPad用高速赤外線通信アダプタの新製品「IrDock-F」を開発し、2013年11月から販売を開始する。写真データや画像データなどサイズの大きなファイルをiPhone/iPadと他のデバイス間で高速に送受信できるのが特徴。モバイルプリンタと連携して出先で帳票を印刷するなど、スマートデバイスの用途拡大を支える。
取締役執行役員CS本部長の野村幸之輔氏(右端)と、開発に携わったメンバー一同

取締役執行役員CS本部長の野村幸之輔氏(右端)と、開発に携わったメンバー一同

 イーグローバレッジは、赤外線通信技術に強みを持つ。同社がiPhone/iPad向けに開発したのが「IrDock-F」(1万2800円、税別)という赤外線通信アダプタだ。この製品は、iPhone/iPadのコネクタに接続して利用するもので、IrDock-Sという製品の後継機に当たる。

 新製品の特徴は、通信速度が4Mbpsと高速転送を実現していること。従来製品の115.2Kbpsに比べ格段に高速化したことによってiPhone/iPadの業務用途が広がることが期待される。

 同社の赤外線通信アダプタはKDDIが採用して以降、すべての携帯キャリアが導入している。携帯電話の電話帳をiPhoneにコピーするためのツールとして活用することがその主要な用途だ。店頭でスタッフが使い方を教えて、顧客自身が電話帳データをコピーするという利用法だ。iPhoneの普及に伴って携帯電話販売代理店が備えておくべきツールとして定着している。

 また、企業の情報システムを構築・運用しているSIerや法人にスマートデバイスを提供している通信系ディーラーも、スマートデバイス納入の事前キッティングツールとしてIrDockを活用しているという。

「客先で書類を印刷・提供したい」 現場業務の効率化ニーズに対応


 こうした電話帳コピーツールとしての活用に加え、赤外線通信アダプタの用途拡大を図る製品として新たに開発したのがIrDock-Fだ。「高速通信によって、他のデバイスと写真データや画像データを送受信することが可能になった」と取締役執行役員CS本部長の野村幸之輔氏は話す。

 新たな用途として挙げるのが、モバイルプリンタとiPhone/iPadの連携だ。典型が、顧客を訪問した金融機関の職員が顧客から預かった書類の預かり証をモバイルプリンタで印刷してその場で顧客に手渡したり、IT機器や家電製品の修理を行うサービス担当者が保守作業を終えた後に終了報告書を印刷して顧客に提出するというシーンだ。

 赤外線通信は指向性を持っていることが特徴。そのため、データを送受信する際に情報が漏えいするリスクが非常に小さい。赤外線通信アダプタは、金融機関など情報の機密保持が求められる企業にとって、うってつけのツールと言えそうだ。

図表 IrDock-Fの利用イメージ

図表 IrDock-Fの利用イメージ

 コンビニの複合機やPHOTOキオスクから写真や書類を印刷することも可能。オフィスの外にいて、iPhone/iPadに保管している商品情報を急遽、紙で顧客に提示したいというシーンなどでも効果を発揮しそうだ。

 「SIerと協業して新たな法人向けアプリケーションを開発していきたい」(野村氏)とスマートデバイスの用途拡大に向けた取り組みを推進していく。

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ホワイトペーパーダウンロード iOS向け高速赤外線データ転送ツール「IrDock-F」

赤外線通信をはじめとする近距離無線通信を数多く手掛けてきたイーグローバレッジ株式会社。同社がiOS向けに新たに開発した高速赤外線データ転送ツール「IrDock-F」が切り開くiPhone/iPadのデータ通信ソリューションをご紹介します。

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お問い合わせ先
イーグローバレッジ株式会社
CS本部 第二部 第一課 IrDock担当
TEL:03-6412-6023
E-mail:irdock@e-globaledge.com
URL:http://www.e-globaledge.com/products/infrared/