日本マイクロソフト Microsoft Lync 2013 全米トップ100社の9割が選んだ! 次は日本のUCのスタンダードへ

いつでもどこでも、どんなデバイスでも――。“人中心”のシームレスなコミュニケーションを実現するユニファイドコミュニケーション(UC)基盤「Microsoft Lync」がさらなる進化を遂げた。米国で圧倒的な勢いで普及が進むLyncだが、いよいよ次は日本の番だ。
小国幸司氏

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小国幸司氏

 「想像以上の本当にすごい盛り上がりでした」――。

 米マイクロソフトは今年2月下旬、「Microsoft Lync Conference 2013」をカリフォルニア州サンディエゴで開催した。同社のユニファイドコミュニケーション(UC)プラットフォーム製品、Lyncの名前を冠した初めてのイベントだったが、日本マイクロソフトの小国幸司氏によれば、米国でのLyncの勢いをまざまざと見せ付ける大変な盛況ぶりだったという。

 「圧倒的なデファクトスタンダード感といえばいいのでしょうか。会場ではさまざまな立場の方と数多く会話を交わしましたが、『Lyncを導入するのはもう当たり前。Lync以外のUCは考えられない』といった雰囲気でした。日本から参加されたパートナー会社の方々も、同様の感想を持たれたようです」

 Lyncと競合他社のUC製品の違いはいろいろあるが、決定的に異なるのはOfficeをはじめとする他のマイクロソフト製品との高い親和性である。エンドユーザーは、OutlookやExcel、PowerPointなど普段使っているツールと高度に連携した統合コミュニケーション環境を手に入れることができる。例えば、Lyncを導入した環境であれば、Outlook上の人名の横にはその人のプレゼンス(在席状態)情報が表示され、相手の状況を確認したうえで直接OutlookからIMやビデオ通話など最適な手段でコミュニケーションを開始することができる。

 また、IT管理者にとっても、そのメリットは非常に大きい。Active Directoryなどと統合されたシンプルな運用管理が可能だからである。さらにはPBXを撤廃し、電話環境をLyncに統合することもできる。

 こうした利点ゆえ、LyncはUCのデファクトスタンダードの地位を築いたのである。

日本でも前年比4倍の急成長 電話利用も500万人を突破


 Lyncの勢いは、データでも裏付けられている。米国の有力ビジネス誌『フォーチュン』が毎年発表するフォーチュン500は、総収入が上位500位以内の米国企業をランキングしたリストだが、すでにフォーチュン500企業の約70%がLyncを採用している。さらにフォーチュン100企業に絞ると、Lyncの導入率は実に90%を超える。“デファクトスタンダード”という表現が決して大げさでないことが理解できるはずだ。また、LyncはPBX機能も提供できるが、Lyncを外線電話としても使用するエンドユーザーの数は全世界で500万人を突破した。

 このように普及が加速するLyncだが、日本国内の状況はどうか。人気のクラウドサービスOffice 365の1機能としても提供されている「Lync Online」を含めると、2012年の導入ユーザー数は前年の4倍に達するなど、日本でも急成長を遂げている。しかし、まだ米国ほどの勢いはないのも確かだ。「米国での成功はうれしい半面、危機感も抱きました。日本だけが置いていかれるわけにはいきません」と小国氏は気を引き締める。

 ただ、まずは米国で普及し、それから日本がキャッチアップするというのはITの世界の常ともいえる。その意味では、米国でUCのデファクトスタンダードとして定着した今、いよいよ日本でも本格普及に向けた準備が整ったといえるのかもしれない。もう1つ重要な追い風もある。数多くの機能強化が行われた新バージョン「Lync 2013」が登場したのだ。

Lync 2013は主要なモバイルデバイスをサポート

Lync 2013は主要なモバイルデバイスをサポート。3G/LTEおよびWi-Fiネットワーク上でVoIP通話できるようにもなった

モバイルでのVoIPに対応 Skypeともシームレス連携


 Lync 2013は2012年12月から国内でも提供が開始されているが、Lync Conferenceでは注目すべき2つの新機能が追加発表されている。

 1つは、モバイルクライアントの強化である。モバイルデバイスから3G/LTEおよびWi-Fiネットワークを使って、VoIPで通話できるようになる。

 Lyncは以前から多様なモバイルOS向けにクライアントを提供しているが、音声通話については、V字発信の仕組みを使った回線交換だった。このためLync同士の通話でも通話料が必要だった。しかし今後は、通話料のかからないVoIPも選択できるようになる。新しいモバイルクライアントは、iOSおよびWindows Phone 8向けがすでに提供済み、Android向けが4月から提供開始される予定だ。

 Windows 8のタッチインターフェースに最適化されたUIが用意されたのもLync 2013の大きなポイントである。さらに基本的なUI自体も、マウスや指を重ねると必要な選択肢が表示されるホバーベースになるなど、よりシンプルかつ洗練された操作性を獲得している。「ユーザーを悩ませないUIが非常に大事」と小国氏は話すが、Lync 2013になってUIの完成度はますます向上した。

 Lync Conferenceで発表されたもう1つの目玉は、マイクロソフトが2011年に買収したSkypeとの連携である。LyncユーザーとSkypeユーザー間で、テキストチャットや音声通話、さらにはプレゼンスの共有が可能になる。

 「今回のイベントで我々は、『リビングルームからボードルーム(会議室)まで』というメッセージを強く打ち出しました。マイクロソフトは一貫して人を中心にしたコミュニケーションインフラを目指してきましたが、従来はビジネスとコンシューマの領域を明確に分けていました。しかし、LyncとSkypeという2つのブランドで、自宅のリビングからオフィスの会議室まで、いつでもどこでも人と人をつないでいきます」

Windows 8のタッチインターフェース

Windows 8のタッチインターフェースに最適化されたUIも提供

2月27日に行われたOffice 365の記者発表会

2月27日に行われたOffice 365の記者発表会には、27社のパートナーがLyncの新機能である多拠点HDビデオ会議で全国から参加して盛り上げた。こうした重要な場でもLyncは大活躍している

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会議機能がさらに使い易く クラウドとのハイブリッドも


 日本のユーザー企業から要望が高かった点も強化されている。

 まずは、オンライン会議で複数拠点のカメラ映像を同時表示できるようになったことだ。日本企業では互いの顔を見ながらコミュニケーションしたいというニーズが高いが、多数の会議参加者の顔を並べて表示できる。HD画質でのビデオ会議にも対応した。

 また、Lyncクライアントがインストールされていないデバイスから、ブラウザベースで会議に参加できるようにもなった。会議出席依頼メールに記されたURLをクリックすれば、Lyncのクライアントやアカウントなしにブラウザで会議に参加できる。

 このほか、オンプレミスとLync Onlineのハイブリッド構成が可能になり、例えば国内拠点はオンプレミス、海外拠点はLync Onlineといった柔軟な運用もできるようになっている。

 「今まで日本で弱点と指摘されることもあった部分は、Lync 2013できちんと対応しています」と小国氏は自信をうかがわせる。

 どうやら日本でも、LyncがUCのデファクトスタンダードとして多くの企業に普及する日はそう遠くなさそうだ。

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Lyncは企業で発生するすべてのコミュニケーションを担うコミュニケーションプラットフォームです。プレゼンスとチャット、オンライン会議(Lync 会議)に加え、企業の内外線の電話インフラをも統合するエンタープライズボイス(VoIP 外線通話)機能を備え、いつでも、誰とでも、どこからでも様々なデバイスから利用可能です。

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