クラウディアン オブジェクトストレージ構築ソフト「Cloudian」製品解説

Amazon S3準拠のAPIを備えたCloudian


 このように経済的であると同時に、DR対策にも最適なCloudian-ストレージシステムを、企業はどのように使えるのでしょうか? その鍵は、Cloudianがアプリケーションとのインターフェースとして、Amazon S3準拠のAPI(Application Program Interface)を備えているという点にあります。

 冒頭で述べたように、Amazon S3はクラウドストレージで圧倒的なシェアを有しており、事実上の標準となっています。このため、S3 APIをサポートしたサードパーティ製ソリューションがすでに数多く存在しています。

 これが何を意味するかというと、既存のS3 API対応ソリューションの接続先をAmazon S3から変更するだけで、Cloudianで構築したストレージシステムは利用できるということです。このため、ニフティやNTT Comなどが提供するAmazon S3準拠のクラウドストレージサービスと、Cloudianで自社専用に構築したストレージシステムの併用や使い分けも容易です。

S3互換ストレージを構築することで広がるメリット


 S3 APIを備えるアプリケーション、サービス、ツールなどはすでに数百種類はあります。ウェブサービスだけではなく、企業構内のストレージシステムとクラウドストレージサービスとを接続するためのゲートウェイ製品や、企業内ストレージシステムに保存されたデータをバックアップ・アーカイブするための製品など、多種多彩に揃っています。

 Cloudianはその高い互換性から、数多くのS3 API対応製品から公式認定を受け、アライアンスパートナーとして共に活動しています。

図表4 Cloudianと利用できる代表的な企業向け製品例

図表4 Cloudianと利用できる代表的な企業向け製品例

 さらに、Cloudianを便利に使うためのオープンソース製品も多数あります。

最適なストレージを使い分ける時代に


 これらの企業向け製品と組み合わせて利用することにより、Cloudianは、次のようにあらゆる形態のストレージに活用できます。

パブリッククラウド: クラウド事業者がCloudianを使い、Amazon S3と同等のクラウドストレージサービスを短期間で提供開始することができます。

仮想サーバーの共有2次ストレージ: CloudStackやOpenStackのような仮想コンピューティング・仮想サーバーを構築するソフトウェア製品やサービスのイメージの保存やバックアップとして利用することができます。

プライベートクラウド: 企業がCloudianを使い自社専用のプライベートクラウドを構築・運用できます。これにより、不特定多数が利用するパブリックなクラウドにデータを預けることが不安という場合でも、企業の重要なデータを自社管理のもとで保存できます。同時にクラウドサービスと同等の社内ITサービスを構築するためのストレージインフラとして利用できます。

マネジド・プライベートクラウド: クラウド事業者やデータセンター事業者が、データセンター内に他の利用者と物理的に隔離したプライベートクラウドを構築・運用して提供する「マネジド・プライベートクラウド」であれば、企業は自社で構築運用する手間なしにCloudian-プライベートクラウドを利用開始することができます。

企業内ストレージ: 企業の基幹系システムストレージのバックアップ・アーカイブのために、Cloudian-ストレージシステムを利用することができます。

 このように、Cloudianはさまざまな形態のストレージシステムの構築・運用を可能にします。Cloudianで構築したプライベートクラウドや企業内ストレージシステムであれば、クラウドストレージサービスとハイブリッドに利用することも可能です。パブリック・プライベートを目的や用途、ファイルの種類などに応じて使い分け、事業者分散や機密性の高い一部のデータはプライベートで所有するという使い方もできます。

 ひとつの事例として、先日発表したバックアップ・アーカイブソフトウェア製品のCommVault SimpanaとCloudianの利用事例を紹介します。(http://www.cloudian.jp/news/press-releases/press-release-21.html)。

図表5 バックアップソフトウェア製品とCloudianの利用イメージ

図表5 バックアップソフトウェア製品とCloudianの利用イメージ

 いまや携帯電話、スマートフォンで写真を添付して送り合うことは当たり前ですが、その先駆けとなった写メールをJ-Phone/Vodafone時代に世界初として開発し、現在はクラウディアン株式会社の代表取締役を務める太田洋はインタビューに次のように話しています。

 「アマゾンやグーグルが商用サービスに最大限活用している安くて良い技術があるのに、知らないから使わないというのでは、彼らに大きく引き離されてしまいます」(インタビュー記事

 膨大に増え続けるデータを経済的に、かつ安全にストレージしたい。そのような企業のニーズにCloudianの採用をご検討ください。なお、Cloudianは、以下の10社のCloudianパートナーが販売、技術サポートを提供しています。

図表6 10社のCloudianパートナー企業

図表6 10社のCloudianパートナー企業
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お問い合わせ先
クラウディアン株式会社
URL:http://cloudian.jp/
Cloudianの製品概要:http://cloudian.jp/cloud-storage-products/cloudian.html
Cloudianに関するお問い合わせ:info@cloudian.com

法人であれば30日間無料のCloudian評価版を利用することができます。
以下のサイトでお申し込みを受け付けています。
http://cloudian.jp/cloud-storage-products/cloudian_eval_agr.php