モバイルアイアン・ジャパン MobileIron Virtual Smartphone Management Platform マルチOS・マルチキャリアとLDAP/AD対応で 大手企業のスマホ活用ニーズに応える

大手企業のスマートフォン活用が進んでいる。数千台、数万台といった大量のスマートフォンを管理する際に企業が活用したいと考えているのはLDAP/ADとの連携だ。また、海外に事業を展開するグローバル企業にとって、マルチOS・マルチキャリア対応は不可欠。そうした大手企業のスマートフォン活用をサポートするのがモバイルアイアンのMDM「VSP」だ。

 iPhoneが先鞭を付けたスマートフォンの業務利用にAndroidが割って入りつつある。また、Windows Phoneに対する企業の関心も高い。海外に多数の拠点を持つグローバル企業にとって、MDMのマルチOS、マルチキャリア対応は不可欠だ。当初からマルチOS用に設計・開発されたMDMがモバイルアイアンの「MobileIron Virtual Smartphone Management Platform(VSP)」だ。iOS、Android、Windows Phoneをはじめ、BlackBerryやSymbianも1つのコンソール画面で管理できる。

図表 モバイルアイアンのMDM「VSP」のフレームワーク

図表 モバイルアイアンのMDM「VSP」のフレームワーク

 VSPは、JailBreak(脱獄)などのセキュリティを脅かす行為を自動検知する、悪意を持ったアプリをインストールしている端末のネットワーク接続を禁止するといったセキュリティ対策のアクションをポリシーべースで自動運用可能とするMDMだ。これによって管理者はその手間を大きく削減できる。

 VSPを導入している企業の大半はグローバル企業を含む大手企業であり、そこではセキュリティ対策に加えて、業務アプリ連携等により業務効率を高める機能が重要になる。

 その前提となるのが、多数の端末を効率的に管理できることだ。VSPの導入に際して顧客が評価した点はスケールの大きさだという。当初のVSPは1サーバーで2万台の端末の管理が可能な製品として出荷されたが、モバイルアイアン・ジャパンは現在、「20万台まで管理したいというニーズに対応している」(柳下幹生代表)とスケーラビリティを強化している。

 さらに、大手企業のスマートフォン管理を容易にするために2011年末にリリースしたのがAtlasだ(下画像)。これは複数のVSPサーバーを一括管理したり、管理したい項目のみをダッシュボード画面に表示する機能を持つ。2012年春には日本語化される予定だ。

大規模運用を効率化する「Atlas」の画面

大規模運用を効率化する「Atlas」の画面

オンプレミスに加えてSaaS版も 両者の混在利用が可能


 加えて、すでに企業がユーザ管理に導入しているLDAP/Active Directory(AD)との連携やデバイス証明書との連携も求められる。VSPは、LDAP/AD連携機能を持つとともに、デバイス証明書に関しては他社のCA局と連携が可能なほか、VSP自体でCA局を立てることも可能だという。Wi-FiやVPNに対応していることも大手企業に対するVSPのアピールポイントになっている。

 企業のスマートフォン導入の目的はもちろん生産性の向上にある。「米企業はビジネスインテリジェンスなどのビジネスアプリをモバイルアップとして運用している」という。VSPは業務アプリケーションをスマートフォンに効率よく配信する機能も備えている。

 導入形態も柔軟に選べる。従来、オンプレミス型でVSPを提供してきたが、SaaSによる提供も開始。国内はオンプレミスで運用し、海外拠点はSaaSを活用するといったハイブリッド運用も可能という。海外に事業を展開するグローバル企業にとって使い勝手のいいMDMと言えそうだ。

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