ソフィアモバイル エスモビ&MOT/PBX 「これからの電話」に必要な機能を凝縮 IP電話+スマホでビジネスホンを変える

FMCの利便性は認めていても、「高価すぎる」「電話の使い勝手が変わるのは嫌」あるいは「通話は途切れたりしないのか」など不安を感じる人も多いだろう。そうした障壁を取り払う新たなFMCシステムを実現したのがソフィアモバイルだ。柔軟で効率的に業務ができる“これからの電話システム”の提案が支持を集め始めている。
志村明彦氏

ソフィアモバイル
代表取締役社長
志村明彦氏

 「世界中どこにでも、スマートフォンをビジネスホンの子機として持ち歩ける」

 そうしたメッセージを打ち出し、今夏、スマートフォンを内線端末として利用する新たなFMCシステムの提供を開始したソフィアモバイル。同社・代表取締役社長の志村明彦氏は、「外でも使える、ムダな電話取次業務が減るなどの新しい価値を提供しつつ、普通のビジネスホンと変わらない使い勝手を実現した点をお客様から評価していただいている」と手応えを話す。

利用条件は「ドコモ圏内」のみ 余計な設備投資は要らない


 FMCには様々な種類がある。歴史のある構内PHSやデュアル端末等に加えて、最近では、ソフィアモバイルと同様にスマートフォンを利用したシステムも次々と登場している。

 「だが、我々のFMCには他が真似のできない強みがある」と志村氏は自信を見せる。その強みを生み出しているのが、MVNO事業者であることだ。

 ソフィアモバイルは今年8月に、Android端末で050IP電話が使える「エスモビ」(図表1)をリリースした。月額4200円(2年縛りの場合)で、エスモビ利用者同士の通話とデータ通信(テザリングも利用可能)が使い放題というサービスだ。NTTドコモの3G網を利用しており、カバーエリアの広さと通信品質は万全。ファーウェイ製の「IDEOS X5」に独自のVoIP通話アプリを搭載して販売している。

図表1 「エスモビ」概要

ベーシックプラン
(2年割)
フリー
プラン
月額利用料 4200円 5960円
上記料金に
含まれるもの
基本料金
インターネット接続料
パケット定額料
エコネクト
テザリング機能
エスモビ同士通話料
端末代金 (一括)29800円
(分割)1300円/月
39800円
通話料金
(1分当たり)
国内固定宛て:6円
国内携帯宛て:17円
国際通話:3円〜

 このエスモビと、IP-PBX「MOT/PBX」を連携させてパッケージ型でFMCシステムを提供。エスモビ端末がMOT/PBXの内線電話機として動作する。ひかり電話等の固定電話番号による外線発着信も可能だ。図表2はシステム構成の一例を示したもので、既設のPBXとも連携できる。

図表2 エスモビとMOT/PBXを組み合わせたシステムのイメージ

図表2 エスモビとMOT/PBXを組み合わせたシステムのイメージ

 ドコモ網を介して宅内PBXと連携するため、無線LAN環境で動作するFMC端末を用いる他社システムと比べて、シンプルかつ低コストに導入できる。これが第1の強みだ。無線LANの設計・構築、運用保守の負荷を心配する必要はない。もちろん、すでに整備済みの企業なら、社内ではWiFi接続、社外ではドコモ網経由で利用できる。

 3G接続とWiFi接続の2つの選択肢があることを利用して、外出の多い社員だけにSIM有りのエスモビ端末を支給し、内勤社員はSIM無しの白ロムをWiFi接続で利用する企業もあるという。内勤の端末には前述の月額料金がかからず、もし導入後に外でも使う必要が生じたならば、エスモビ利用の申込みをしてSIMを挿せば良い。

電話の使い勝手は変えない ビジネスホンの操作感を再現


 第2の強みは、ビジネスホン子機としての使い勝手と通話品質だ。会社の電話がどこでも使えるようになっても、操作が難しかったり、音質が悪かったりでは意味がない。

 MOT/PBXはグループ着信や保留転送、グループ保留、不在転送をはじめ、主要なビジネスホン/PBX機能をほぼ網羅している。固定IP電話機とエスモビ端末を組み合わせて着信グループを組む、といったことも当然可能だ。下写真は使用頻度の高い機能の代表例であるパーク保留の様子。スマホ画面で保留ボタンの操作も再現している。

エスモビ端末の画面例

エスモビ端末の画面例。タッチ操作で保留や転送が行える。下部に表示されているのはパーク保留のボタンで、一般的なビジネスホン電話機のように、保留中はランプが点灯

 一方、通話品質については、実効帯域が常に変化する3G環境下でも良好に保てるよう、音声コーデックを独自に改良。通話アプリも、IDEOS X5で安定動作させるためのチューニングを徹底して行った。Android端末は機種ごとに処理能力や機能の差が大きく、また他のアプリが通話に影響を及ぼすことも少なくない。「1機種に絞って作り込んでいるので、他の汎用的な通話アプリとは品質に差がある」(志村氏)。

 さらに、端末と通信サービスを一体で提供しているため、回線の状況も常時監視しており、万一の際にも障害の切り分けやサポートが迅速に行える。ここにもMVNOの強みが発揮される。

FMCの他にも詰め込んだ便利機能 さらなる効率化とコスト削減を実現


 FMCの利点以外にも、さらに利便性を高め、コストを削減するための機能を備えている。

 MOT/PBXは、固定IP電話機とエスモビ端末のほか、PCソフトフォンを内線端末として使える。顧客情報や通話履歴等を保存できる簡易なデータベースを標準で搭載しており、これを使って、着信時にその情報をPC画面上にポップアップさせることができる。従来のビジネスホンなら、結構な追加投資が必要になったような機能だ。もちろん、PC画面からのクリックトゥコールも可能。受信したFAXをメール転送する機能等も標準で備えている。

 通話アプリを改良することで次々と新機能を追加していけるのも、スマートフォンを利用したFMCの大きな利点だ。その一例として最近、図表3のように、外線をかける際に2通りの発信方法を選べるようにした。会社の電話機として使う場合は、MOT/PBX経由でひかり電話等の固定回線から発信する。一方、エスモビサービス本来の050IP電話でダイレクトに発信もできる。

図表3 相手先に応じて2種類の外線発信を使い分ける

図表3 相手先に応じて2種類の外線発信を使い分ける

 エスモビ同士、フュージョンのIP電話にも無料で通話できて、国際通話も非常に安価に通話できる(1分当たり3円〜)のが、エスモビのメリット。現地のSIM、WiFiを利用すれば、世界中何処にいても24時間無料で通話をすることができます。海外の拠点や、エスモビユーザーの取引先に発信するときだけ「エスモビ発信」を使えば、大幅な通話料削減も期待できる。

通信機器販売店からも注目集まる オフィス電話の環境を見直す契機に


 スマートフォンへの企業の関心が高まるとともに、顧客企業からの引き合い・商談が加速する一方、ビジネスホン/PBX販売店の中にも、新たに「エスモビ&MOT/PBX」の取り扱いを始める例が増えている。先に述べたように、無線LANが無くても導入できて、かつビジネスホンとしての使い勝手も追求したことで、「これなら当社のお客さまにもFMCが提案できる」という期待を集めているのだろう。

 導入企業では、外出の多い部署を中心に、固定電話は島に数台だけ配置し、社員がエスモビ端末だけで仕事をする例も増えているという。職種を問わず必ず一人1台、机に固定電話があったのがこれまでのオフィスの姿。だがFMCがあれば、プライベートではすでにそうなっているように、自分に合った1台を仕事でも選べるようになる。

 働き方は皆違うのに、電話だけが一律でいいんですか?――。ワークスタイルを変えたい企業にとって「エスモビ&MOT/PBX」は、企業内コミュニケーションの核である電話のあり方を本格的に見直す契機も与えてくれそうだ。

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TEL:0120-963-319
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