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AI、ロボット、ドローンが変える! 物流・ロジスティクスの将来像(後編)

文◎西俊明(ライトサポートアンドコミュニケーション) 2017.11.02

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AI、ロボット、ドローンなどに代表されるテクノロジーの活用により、物流・ロジスティクスの世界では今後どんなイノベーションが起こるのか。後編は、「物流センターの将来」について解説する。

物流センターのIT化従来までのIT化の中心は、WMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)です。WMSは、すべての入庫データ、出荷データ、ロケーションデータ(商品の置かれた棚やラックの番地)を管理するシステムです。

このWMSを中心に、「マテハン(マテリアルハンドリング)機器」と呼ばれる、商品の保管や移動に利用する機器を組み合わせて、センター内オペレーションを実施しています。

ここで、基本的な物流センターの業務の流れを確認しておきましょう。

入荷 → 保管 → 在庫管理 → ピッキング → 梱包(パッキング) → 出荷

扱う商品の種類にもよりますが、従来は、出荷する商品を棚やラックから取り出す(ピッキングする)ために、作業員がカートを押してセンター内を歩き回っていました。

「必要な商品がどの棚にあるか」は、WMSから出力された伝票を参考にします。少し進んだセンターでしたら、作業員が携帯するハンディターミナルに伝票内容が表示されたり、DPS(デジタル・ピッキング・システム)を導入し、商品の位置を分かりやすくしているケースもあります。

DPSとは、棚やラックの各商品が置いてある間口すべてに電光表示板を設置し、次にピッキングすべき商品の表示板にピッキングすべき個数を表示することにより、作業員のガイドとなる機能です。

一方で、アマゾン、アスクル、ニトリなどは、AIとロボットを活用することにより、作業員が歩き回る必要のないシステムを構築し始めてます。

将来的には、ネット通販の物流センターでも、限りなく無人の運用が可能になるはずです。

著者プロフィール

西俊明(にし・としあき)

慶應義塾大学文学部卒業。合同会社ライトサポートアンドコミュニケーション代表社員/CEO。富士通株式会社で17年間にわたり、営業、マーケティング業務に従事。2008年、経済産業大臣登録・中小企業診断士として独立し、2010年、合同会社ライトサポートアンドコミュニケーション設立。専門分野は営業・マーケティング・IT。Webマーケティングやソーシャルメディア活用のテーマを中心に、8年間で200社以上の企業や個人事業主のマーケティングのコンサルを実施、180回以上のセミナー登壇実績をもつ。著書に『あたらしいWebマーケティングの教科書』『ITパスポート最速合格術』『高度試験共通試験によくでる午前問題集』(技術評論社)、『絶対合格 応用情報技術者』(マイナビ)、『やさしい基本情報技術者問題集』『やさしい応用情報技術者問題集』(ソフトバンククリエイティブ)、『問題解決に役立つ生産管理』『問題解決に役だつ品質管理』(誠文堂新光社)などがある。

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