企業ネットワーク最前線

<特集>エッジコンピューティングの全貌 第1回

IoTでニーズ高まる! いま大注目の「エッジコンピューティング」とは?

文◎唐島明子(編集部) 2017.10.05

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

クラウドは今や欠かすことのできないコンピューティング基盤になっているが、これからは「エッジ」に注目だ。すでに現場システムでは展開が進んでおり、広域でもエッジ活用に取り組む動きが出てきた。

 
クラウドコンピューティングが定着するなか、「エッジ」でデータ処理を行うエッジコンピューティングの必要性が高まっている。

IoTの浸透にともない、遠く離れた場所にあるクラウドではなく、現場に近いエッジで処理しないと実現できないアプリケーションが出てきているためだ。

低遅延、オフロード、セキュリティそのアプリの1つとして挙げられるのがAR(拡張現実)/VR(仮想現実)/MR(拡張現実)だ。

例えばVRでは、ヘッドセットを装着した頭の動きに追従して目に見える映像も動くが、その映像が実際の頭の動きより20ミリ秒以上遅延すると“VR酔い”を起こすと言われている。しかし、クラウドでアプリ処理を行うと、デバイスからクラウドまで往復するだけで数百ミリ~数秒かかってしまう。そんな時に有効な技術がエッジコンピューティングだ。デバイスに物理的に近いエッジで処理することで、数ミリ~数十ミリ秒の「低遅延」を実現できる(図表1)。

 

図表1 エッジコンピューティングのイメージ
図表1 エッジコンピューティングのイメージ



 また、ネットワークカメラを扱うアプリでも、エッジコンピューティングが活躍する。カメラで撮影した動画や画像データはサイズが非常に大きく、そのままネットワークに流すと帯域が一気に逼迫してしまう。しかし、エッジ側で一次処理して必要なデータだけをクラウドに送れば、帯域は圧迫されず、通信コストも削減できる。

さらに、「セキュリティ」を求めてエッジコンピューティングを行うケースもある。クラウドなどの外部にデータを出さなければ本当に安全かは議論の余地があるが、基本方針としてデータをクラウドに置かないと定めている企業もある。そこでこれまでのオンプレミスの延長線上で、プライベート環境でデータを処理してから、必要最低限のデータのみをクラウドへ送信するような事例が出てきている。
続きのページは「business network.jp」の会員の方のみに閲覧していただけます。ぜひ無料登録してご覧ください。また、すでに会員登録されている方はログインしてください。

スペシャルトピックスPR

i31802
macnica1802
netmotion1802

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】5G&4K時代へ
   ネットワークの試練

光定額制は維持できるか/4K時代へ進化するCDN/5Gにも使える新型PON/動画配信サービス「U-NEXT」の挑戦 ほか

◆F5ネットワークス 権田裕一社長「デジタル変革でADCに新市場」
◆MulteFireが日本で年内にも ◆NTT東、エッジコンピューティングへ
◆中国が5GをSA型で開始する理由 ◆5G待たずにロボットを遠隔制御

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー

スペシャルトピックス

日本ビジネスシステムズ“電話”からはじめる働き方改革!

日本ビジネスシステムズのクラウドPBXは、働き方改革を目指す日本企業にピッタリのIP電話サービスだ。

Dialpadピュアクラウドで進化し続ける電話

「PBXを買いたくない」「電話回線を引きたくない」。そんな企業に最適なクラウドテレフォニーがある。

東京エレクトロンデバイスIoTデバイス特化のAIで異常検知

IoTデバイスを狙ったマルウェアが急増中だ。ZingBox IoT Guardianは、IoTに特化したAIで検知する。

Aruba次世代NACでIoTの脅威をブロック

Arubaの次世代NACはエージェントレスでIoT端末にも対応! リスクを検知し有害端末を隔離できる。

ダイワテクニカルハドルルーム向け高品質テレビ会議
販売店の手軽なプラスワン商材に!

4KとGoogleアシスタント対応
販売価格は破格の約12万5000円!

日本マイクロソフトOffice 365の悩みはオフロードで解決! NIerが教えるNW構築法

Office 365の導入支援で豊富な実績を持つNIer 3社に秘訣を聞いた。

アイキューブドシステムズスマホでOffice 365をセキュアに
MDMには“働き過ぎ防止”機能

端末にデータを残さずブラウザやメーラー等のアプリを利用できる。

マクニカネットワークスセキュリティと生産性向上を両立
モバイル活用に必須のEMMとは?

スマートデバイスの業務利用に本当に必要なのは「EMM」だ。

ネットモーションソフトウェアあらゆる環境で「切れないVPN」

「スマホのアンテナは立っているのにつながらない」。NetMotionなら高速かつ安定した通信が可能だ。

日本制禦機器ついにISDNが終了、コスパ追求しながら光回線へ移行する方法

既存のISDN機器を使い続けながら、毎月の通信料金は今より安く!

日本マイクロソフトWindows 10/Office 365の更新
これだけ知っていれば怖くない!

ネットワーク帯域を圧迫するアップデートをうまく乗り切るには?

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズチェック・ポイントのSMB戦略
あらゆる環境で攻撃を未然に防ぐ

日本向けにローカライズし、パートナーもユーザーも扱いやすく。

ロジクールSkype for Business用
会議室コンソール「SmartDock」

働き方改革に有効なSfB会議が簡単かつ安全に始められる!

協和エクシオSfB導入の課題解決をサポート

協和エクシオは通建事業60年のノウハウを活かし、Skype for Business導入トータルサービスを提供する。

ソフトバンクSkype for Businessの利用促進
コスト大幅削減を実現するには?

ソフトバンクのGlobalMeet電話会議サービスで実現可能だ。

ブロードメディア・テクノロジーズグローバル企業の悩みを一掃!
“本当に使える”SD-WAN基盤

WANの課題を一掃するAryakaの
SD-WANが心強い味方になる。

NECネッツエスアイSilver PeakのSD-WANは
独自技術でSaaS通信をフル制御

「SaaSを快適かつ安定的に使いたい」という企業ニーズに応える。

日商エレクトロニクスクラウドが快適に使えるSD-WAN

日商エレクトロニクスが販売する「Cisco SD-WAN」(旧Viptela)は、常に進化し続けるSD-WANだ。

サクサ中小企業も容易にセキュリティ対策

サクサのUTM「SS5000」は、コンパクトながら充実機能。外部だけでなく内部の脅威にも対応できる。

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション20180226
wj2018b
compass
watson

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2017 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます