ニュース

1日300mしか進まなかった下水管きょの点検作業、ドローン活用で5.4km可能に

文◎business network.jp編集部 2017.08.01

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

ブルーイノベーションと日水コンは、「ドローンによる老朽下水管きょの点検・調査」試行サービスを、今秋から横浜市をファースト・ユーザーとしてスタートすると発表した。

日本では老朽化した下水管の腐食に伴う道路陥没が多発しており、2014年には3300件発生したという。現在、全ての下水管施設を対象に、適切な時期に点検等を行い、特に腐食の恐れの大きい箇所は5年に1回以上点検することが義務として課されている。

ところが下水管きょには、人体に有害な硫化水素の発生やゲリラ豪雨等による下水道の氾濫など、作業員の安全上の問題にも直面しており、実際に死亡事故も発生していた。今回のドローン活用は、作業員の安全性向上が図れると考えられている。

作業員による点検イメージ


ドローンによる点検イメージ


またドローンの活用は、作業の効率化とコスト低減も実現できると期待されている。従来の作業員による下水管きょの目視点検では1日あたりの点検距離は600m、自走式ロボットによる点検では300mだった。しかし、ドローンでは1秒あたり1~2m、1日にすると5.4kmの点検が可能になる見込みだ。

ドローンによる手動サービスのイメージ


期待される作業効率の向上イメージ


下水管きょは暗闇であり、GPSの電波を受信できず、水気があるため、ドローンの飛行には適さない環境だ。ブルーイノベーションと日水コンはこの課題を克服するため、共同で専用のドローンシステムを開発し、飛行実験に成功したという。今後両社は、下水管きょでの安定した自動飛行と正確な撮影・データ記録・解析により、安全で高効率な点検・管理の実現を目指す。

スペシャルトピックスPR

nec1707
emc
yamato1708

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】5G時代の新ビジネス創出戦略
<Part 1>5G革命の本質とは? - 主戦場は「リアル」で「シリアス」な領域へ
<Part 2>5Gで超現実の感動体験 - ポストスマホ時代のビジネスチャンス
<Part 3>人手不足も5Gが救う - AI・4K・5Gが三種の神器に

● [インタビュー]OKI 常務 坪井正志氏「“IoTのOKI”実現の準備は整った」 ●LPWA「ローラ」ネットワークの選び方 ●データセンターインターコネクト(DCI)最新動向 ● 新LPWA規格「Weightless-P」が日本上陸

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー
WS変革Day2017 A

スペシャルトピックス

ヤマトの総合物流ターミナル「羽田クロノゲート」で様々な付加価値!

RADIUS内蔵APとの連携で無線/有線LANの両方でデジタル証明書認証

LPWAネットワークを自ら構築するなら、世界で豊富な実績を誇るキャリアグレードのActilityだ。

業界最高レベルのキャリア/サービスプロバイダ向けルータが登場する。

無線プロトコルスタック「SkWAN」搭載のLPWA基地局なら、1台で最大6400台のエンドデバイスを接続できる!

IBM Watsonが最適な活用方法や脅威対策を提供! 先進のPC/スマホ一元管理を実現する「IBM MaaS360」とは?

「企業向けソーシャルプラットフォーム」で働き方そのものも変える!

ペタバイトクラスも「大きなバケツ」で一括管理できる!

中堅・中小企業を支援する宝情報がUTMのサポートサービスを開始する。

教育現場への無線LAN導入を成功させるための3つのポイントとは?

スマートデバイスを標的にした未知の不正アプリにも対応できる。

設計から製造までセキュアなプロセスで、他のAndroidにはない安全性。

Webサイトの利便性とセキュリティ向上を同時に実現できる最適解とは?

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション5月号
iot14
compass
packet

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2015 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます