ICT×未来

[シリーズ]FUTURE NETWORK 第5回

AIがネットワーク運用の司令塔に――健康診断から応急処置まで自動化

文◎坪田弘樹(編集部) 2017.07.06

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

人手では見つけることが困難なネットワークの問題をAIが検知して治す――。ネットワークの自律的な運用を可能にする技術開発が進んでいる。早ければ今年にも実用化に向けた動きが始まりそうだ。

ベテランの知識を水平展開この“自律診断”には、機器周辺の温度・湿度や振動といったセンサー情報も収集して利用する。機器単体の異常振動がサービスの品質に及ぼす影響の判定や、温湿度変化も適宜分析対象とすることで、原因分析の確度を高められる可能性があるという。

こうした取り組みによって、「今は属人化しがちなネットワーク運用の知識やスキルを水平展開できるようにしたい」と長津氏は話す。わずかなパラメータの変化から将来起こり得る障害を察知し、適切に調査・対処を行えるオペレーターの技能をAIに学ばせて蓄積し、より広い範囲で活用できるようにする。加えて、「知識や経験を結びつけて、より効率的に異常に対処できるようになる可能性もある」と展望する。

当面は、AIが導き出した結果をオペレーターに伝えることで、運用を効率化・高度化することを目指しているが、将来的にはSDNコントローラーと連動して、故障の影響を抑えるためのネットワーク制御までを自律的に行うことも視野に入れている。実用化の目標は「2020年ごろ」。データセンターネットワークのような限定された領域から使い始め、徐々に適用範囲を広げていくことを考えているという。

スペシャルトピックスPR

softbank1710
recomot1710
IBM1710

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】セルラーLPWAでGO!
●LTE-MとNB-IoTの違い/●世界のセルラーLPWA商用展開マップ/●注目セルラーLPWA事例 ほか

◆[インタビュー]NTTドコモ 執行役員 大野友義氏「対話型AIであらゆる生活を革新」 ◆LTEコードレス「sXGP」- 自営PHSから自営LTEへ ◆OTTも参戦!海底ケーブル市場の今 ◆ネットワーク監視ツール ◆働き方改革で拡大する法人スマデバ

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー
yamaha_YSL_V810

スペシャルトピックス

パブリッククラウドの普及で、設計・構築・運用法が大きく変わった!

待望の後継機が遂に登場!電話番号の最大登録数は2倍に向上。

ソフトバンクのMDMは、管理者の運用負荷を軽減しながらセキュアな利用を可能にする。

働き方改革はICTツールの導入・活用から取り組むのが有効だ。

大量のアラートをさばくのに忙殺される、旧態依然の運用と決別しよう。

NECのソリューションなら、多様なモバイルワークをセキュアに実現!

「WhatsUp Goldならコスト半減も可能」。イプスイッチの関口氏はこう自信を見せる。

4~6人程度の会議に最適なロジクールのビデオ会議「MeetUp」とは?

ヤマハ独自の音声処理技術が、臨場感あふれる会議を実現する。

注目が集まるCASBのメリットを活かすには、運用負荷を軽減する仕掛けが不可欠だ!

ヤマトの総合物流ターミナル「羽田クロノゲート」で様々な付加価値!

RADIUS内蔵APとの連携で無線/有線LANの両方でデジタル証明書認証

LPWAネットワークを自ら構築するなら、世界で豊富な実績を誇るキャリアグレードのActilityだ。

業界最高レベルのキャリア/サービスプロバイダ向けルータが登場する。

無線プロトコルスタック「SkWAN」搭載のLPWA基地局なら、1台で最大6400台のエンドデバイスを接続できる!

IBM Watsonが最適な活用方法や脅威対策を提供! 先進のPC/スマホ一元管理を実現する「IBM MaaS360」とは?

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション
emc
compass
packet

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2015 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます