富士通が新IP-PBX、Office 365連携や専用装置不要のスマホ内線が特徴

富士通は2017年5月31日、IP-PBX「LEGEND-V」シリーズの新製品「FUJITSU Network LEGEND-V S100」の販売を開始した。

LEGEND-V S100は新機能として、専用装置を設置せずにスマートフォンを内線利用できる機能や、グループウェア・業務システムとの連携を容易にするオープンアーキテクチャーを採用したのが特徴。多様なコミュニケーション手段を実現し、働き方改革を支援するという。

FUJITSU Network LEGEND-V S100
FUJITSU Network LEGEND-V S100

スマートフォンの内線化については、スマートフォンに同社の内線アプリ「内線プラス クライアントソフトB」をインストールすることで、内線電話として利用可能になる。新たにLEGEND-V S100とスマートフォンを無線LANで直接接続できるようになったため、従来より簡単に電話設備の統合を図れるという。

グループウェアや業務システムとの連携については、第一弾としてOffice 365に対応。PCやスマートフォン、タブレット、電話機などの各種端末で、Office 365のメールやスケジュール、プレゼンス、電話などが利用可能だという。今後、音声認識技術を活用したテキストによるリアルタイムコミュニケーション機能や議事録作成支援機能、自動翻訳技術を活用したリアルタイム翻訳機能などを、2017年度第4四半期以降から順次提供する予定だ。

このほか、停電やネットワーク障害発生時に、迂回用のIP網から発信する機能や、装置内蔵バッテリーによる継続運用など、BCP対応を強化したという。

販売価格は145万円~(電話機12台、スマートフォン32台収容時)。出荷開始は2017年9月末で、今後1年間で5000システムの販売を目標にしている。

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