企業ネットワーク最前線

SMB市場で実績伸ばすチェック・ポイント、北海道でセミナーを初開催

文◎百瀬崇(ライター) 2016.12.07

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは2016年11月11日、JRタワーホテル日航札幌で、「中小企業向け ITセキュリティセミナー 札幌編」を開催した。同社のSMB市場への取り組みが紹介されたほか、パートナー企業や船井総合研究所の那須慎二氏が中小企業のセキュリティをテーマに講演。会場に集まった多くの聴衆が熱心に聞き入った。

 

かつてはエンタープライズ向けのイメージが強かったチェック・ポイントが、日本のSMB市場に参入したのは2013年下半期のこと。まだ参入から日が浅いが、早くも確かな成果を出しているようだ。最初に登壇したチェック・ポイント SMB営業部長の真田賢太氏は、「SMB向けUTMの販売台数は、参入年度に比べ、今年は50倍近くにまで拡大しており、今後もさらに伸ばしていく」と話した。

 

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ SMB営業部長 真田賢太氏
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
SMB営業部長 真田賢太氏


急成長の要因の1つは、同社のUTMであれば、エンタープライズ向けの高度なセキュリティ技術が中小企業でも利用できる点にあるという。また、チェック・ポイントのエンタープライズ向け製品のGUIはほぼ英語表記だが、SMB向け製品については日本語のGUIとマニュアルも用意している。

チェック・ポイントは今後さらにSMB市場への攻勢を強めていく考えだ。まず、従来は従業員100人以下の企業をメインターゲットにしてきたが、「来年は上位機種を市場に出すため、従業員500人以下の企業にもアプローチしていく」という。

加えて、地方のSMB市場をさらに開拓するため、パートナー支援の強化も進める。「日本全国でサポート拠点を増やしていく方針だ。また、今回のようなセミナーも、東京、北海道、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡などで積極的に開催していく」(真田氏)

さらに、SMB営業部の人員も増やし、「中小企業のニーズに対応するため、SMB営業部のスタッフが現場へ赴き、顧客の生の声を聞いていきたい」とした。

チェック・ポイントのSMBビジネスの歴史

出口対策とレポート機能、クラウドマネジメントサービスに強み続いて、登壇したのはSMBチャネルマネージャーの田村翔一氏。同氏は「入口対策と出口対策、そしてマネジメントを必ずパッケージとしてお客様に届けていること」がチェック・ポイント製品の強みの「前提条件」としたうえで、次の3つを訴求ポイントとして特にアピールした。

 

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ SMBチャネルマネージャー 田村翔一氏
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
SMBチャネルマネージャー 田村翔一氏


1つめは、マルウェアに感染した後の出口対策を提供する「Anti-bot機能」だ。内部に侵入したマルウェアは、外部と通信を行いながら悪事を働くが、その通信を検知してブロックできる。

 


Anti-bot機能の概要


2つめは、脅威情報をレポートとしてアウトプットする機能だ。2017年第1四半期に投入予定の700シリーズにはレポート機能が標準搭載されており、検知したマルウェアの数、インターネットトラフィックやアプリケーションの利用状況、マルウェアに感染したPCやサーバーの台数とIPアドレスなどを可視化できる。

 


チェック・ポイント製品のレポート機能


そして3つめが、クラウドマネジメントサービスの「Security Management Portal」だ。チェック・ポイント製品には機器管理のためのサービスをバンドルされており、機器のリモート管理やファームウェア更新、コンフィグの自動バックアップなどをクラウド上で行うことができる。

クラウドマネジメントサービス「Security Management Portal」の概要

スペシャルトピックスPR

caso1704
watchguard1704
necpf1704

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】FUTURE NETWORK
    未知なるネットワークとの遭遇

    2020年5Gの旅/地球丸ごとIoT化計画/NWに知性が宿る
    IPの“限界”を超える日/人類未踏のテラヘルツ波 ほか

● NTTコミュニケーションズ 取締役 ネットワークサービス部長  大井貴氏
● モバイルセキュリティ最新動向  ● NB-IoT商用化の準備整う!
● ドコモ・KDDIのドローン戦略 ● 仮想化でビーコン運用の課題を解決

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー
ヤマハWLX402

スペシャルトピックス

中堅・中小企業を支援する宝情報がUTMのサポートサービスを開始する。

教育現場への無線LAN導入を成功させるための3つのポイントとは?

スマートデバイスを標的にした未知の不正アプリにも対応できる。

設計から製造までセキュアなプロセスで、他のAndroidにはない安全性。

Webサイトの利便性とセキュリティ向上を同時に実現できる最適解とは?

ランサムウェア対策機能などを備えたSMB向けクラウドサービスが始まる。

東京海上日動コミュニケーションズの「働き方改革」を徹底レポート。

モバイルの安全な業務利用を実現するEMMが“次の進化”を始めている。電話やチャット、つまりUCとの連携だ。

いつものUIでSkype for Businessの機能をフル活用できる電話機が登場。

マクニカネットワークスが取り扱うIncapsulaはDDoSだけでなく、Webサーバーへの不正アクセスも防御する。

オンプレミスとクラウドの連携により、数百Gbpsのボリューム型から複雑なDDoS攻撃まで効率よく対応できる。

IPカメラのためにスペックを作り込んだ、ヤマハのシンプルL2スイッチ!

搭載するOS/ソフトを選べる「ホワイトボックス」で自在にデザイン

ウォッチガードのセキュリティ対策がさらに大きく進化した。

セキュリティ専門会社「ラック」との協業でサイバー攻撃に素早く対応

SD-WANの選定ポイントは何か? ユーザーの体感品質を高める独自機能を提供するのがシトリックスだ。

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション5月号
isobe0523
compass
packet

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2015 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます