NTTコムのIndustrial IoT向けクラウドサービス「Machine Cloud」で遠隔から製品管理

NTTコミュニケーションズは、IoT環境をワンストップで実現する「IoT Platform」サービスのラインナップとして、遠隔での製品管理を実現するクラウドベースのIndustrial IoT(IIoT)向けサービス「Machine Cloud」を2016年8月29日から提供開始する。

Machine Cloudは、製品の製造・保守サービスの担当者などが、製品の企画、設計・製造、販売、運用保守などの用途で利用できるアプリケーションとネットワーク、IoTゲートウェイ機器などをワンストップで提供するサービスだ。このサービスは、2015年度から複数社へのトライアル提供を経ており、安川情報システムとの協業により提供するという。

同サービスを利用する企業は、対象となる機器に通信デバイスを接続する。機器の情報は通信デバイス経由でクラウドに収集・蓄積し、Web画面で稼働状況・移動体の所在地・分析結果などを閲覧したり、異常検知などのアラームをメールで受信したりすることも可能だ。

APIによるデータ連携がサポートされ、収集したデータはERPなどの既存システムと連携したり、BIツールなど様々な外部アプリケーションと組み合わせられる。このAPIは、「NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイ」を介して提供し、ユーザーはNTTコムが提供する法人向けサービスのAPIを統一した仕様で提供される。

Machine Cloudの初期費用は25万円(税抜、以下同)。50GBのディスク容量を含む月額基本料金は25万円で、ID利用の月額料金は1ID500円~。オプションのディスク追加利用料は50GBごとに1万円。なお、IoTゲートウェイ機器も必要な場合は、別途機器代金が必要になる。

「Machine Cloud」利用イメージ

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