ICT×未来

2020年には自動運転車が走り回る!――ソフトバンクが考えるクルマの未来

文◎唐島明子(編集部) 2016.08.01

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

自動運転の実現に向け、日本が官民あげて動き出している。先般開催された「SoftBank World 2016」では、ソフトバンクが2016年4月に設立した新会社「SBドライブ」の佐治社長が、自動運転をテーマに講演した。


自動運転をめぐる動きが慌ただしい――。これまで自動運転は、2030年頃を目標に実現しようと研究開発が進められてきた。しかし昨年の秋、安倍晋三首相が、「東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年には、自動運転車がきっと走り回っている」「(2020年の自動運を実現するため)2017年までに制度やインフラを整備する」と宣言。

トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車など、日本の自動車メーカー各社も、2020年を目途に自動運転を実用化しようと動き出している。

しかし自動運転は、自動車メーカーだけで実現できるものではない。自動運転に不可欠な要素として、通信やAI(人工知能)などがあり、ICTベンダーによる取り組みも重要になる。

関係省庁も自動運転に積極的そうした中、ソフトバンクは2016年4月、自動運転技術の導入・運用に関するコンサルティングやサービス開発を行う新会社「SBドライブ」を設立した。東大発のベンチャー企業である先進モビリティとのジョイントベンチャーだ。


先進モビリティが中心となって車両製造を行い、SBドライブはソフトバンクグループの技術を活用してサービスを開発。交通サービスを提供する旅客事業者などへは、SBドライブが車両、サービス、通信などをトータルパッケージとして提供する

SBドライブの代表取締役社長CEOを務める佐治友基氏は、ソフトバンクグループの法人向けイベント「SoftBank World 2016」において、「ソフトバンクが考える自動運転の未来」と題した講演を行った。


SBドライブ代表取締役社長/CEOの佐治友基氏

佐治氏によれば、自動運転の関連省庁や自動運転を利用するであろうタクシー会社やバス会社などは、自動運転を好意的に捉えている。

経済産業省と国土交通省による合同ワーキンググループ「自動走行ビジネスWG」では自動運転に向けた実証や公募が行われている

例えば、通常であればガイドラインを作成して安全面から制約を加えたりする警察庁が、自動運転の実証実験を推し進めるようなガイドラインを発表しているという。その理由として、交通事故死者数の減少が、昨年ついに下げ止まってしまったことを佐治氏は挙げる。

「スピード違反による事故死は下がるところまで行きついたが、漫然運転や脇見運転など人の注意ミスは横ばい。そのような注意ミスを自動運転でカバーすることを狙っている」(佐治氏)


漫然運転や脇見運転など、人の注意ミスを自動運転でカバーできるかもしれないと考えられている
続きのページは「business network.jp」の会員の方のみに閲覧していただけます。ぜひ無料登録してご覧ください。また、すでに会員登録されている方はログインしてください。

スペシャルトピックスPR

d-link1805
intel1806
comarch1806

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】IoT FUTURE CITY
 [IoTは暮らしをどう変えるか]“おらが街”もデジタル化
 [柏の葉スマートシティ]IoT事業創造の一大拠点に
 [Fujisawa サスティナブル・スマートタウン]持続的に成長する街を
 [Fukuoka City LoRaWAN]IoTで変化を生み出す街


◆[インタビュー] NEC 河村厚男常務「キャリア事業を構造改革」 ◆「日中間通信」の課題と攻略法 ◆ソフトバンクが日本初のNB-IoT ◆モバイル市場の公正競争の今後 ◆急成長するシスコの“サービス”事業

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー

スペシャルトピックス

moconavi今いる場所がオフィスになる!
moconaviで安全なモバイルワーク

場所を問わない新しい働き方の実現には、ICT環境の整備も不可欠だ。

サンテレホンサンテレホンがICT総合展示会
ビジネス伸ばす製品群が一堂に

東京ドームシティ・プリズムホールで7月18・19日開催!

インテル5Gをエンドツーエンドでカバー
新たな価値創出を目指すインテル

インテルは強みの仮想化技術で5G時代のネットワーク構築に貢献する。

コマーチキャリア向けOSS/BSSに強み
自動化やe-ヘルスで社会課題解決

自動化やe-ヘルスで多くの実績を持つコマーチが日本市場に参入した。

ブロードメディア・テクノロジーズ小森コーポレーションが
Aryakaで日中間通信を安定化!

日系企業の中国ビジネスに立ちはだかるのが通信環境の問題だ。

IIJグローバルソリューションズ日中間ネットワークの安定運用へ
VPN規制を乗り切る解決策提供

安定的な越境通信を実現するには何が必要か?

NTTコミュニケーションズIoTビジネスの種まきから結実まで
NTT Comの「次の一手」とは

自社発行型eSIMでの新サービス提供に期待!

SAS Institute Japanデータ分析の老舗、SASが提案するIoT時代のデータ活用

IoTのはじめの一歩を踏み出す前に考えるべきポイントは?

SigfoxSigfoxが開始1年で100万回線!
いよいよ花開くIoTビジネス

LPWAの代表格「Sigfox」の最新動向と活用事例を徹底レポート!

WatchGuard Wi-Fi Cloud不正APを自動遮断するWIPS搭載!
ソーシャルWi-Fiで販促支援も

セキュアな無線LAN環境を実現できる「WatchGuard Wi-Fi Cloud」

無線LAN構築・運用のポイントをSCSKが語る

無線LANの大きなトレンドとなっている「クラウドWi-Fi」で課題解決!

ジェイピー・セキュア導入実績100万サイト以上の
国産WAF「SiteGuard」

業界最速レベルで防御機能を提供するジェイピー・セキュアのWAF製品

ライムライト・ネットワークスクラウド型WAFでWebサイトを保護

ライムライトなら、自社のCDNやDDoS対策との多層防御でオリジンサーバーを攻撃から防御できる。

Office 365ユーザは使わなきゃ損
Teamsでチームワークが劇的に!

Office 365の新ツール「Teams」を使い始める企業が続出している。

CASO新技術のホワイトボックス
M2Mルーターは「切れない接続」

Foxconnグループでホワイトボックスを展開するCASO。

東京エレクトロンデバイスグローバル企業のSaaS活用を後押し
マルチクラウド化の準備はCASBで

マルチクラウドを一元的に管理したい。そんな望みを叶えられる。

拠点・モバイルをつなぐだけ!
クラウドの安全はシンプルに守る

クラウド利用の拡大とともに複雑化するセキュリティ課題を解決!

NetskopeCASBでクラウドはどこまで操れるか
既存のセキュリティとどう違う?
 

Netskopeを例にCASBの機能と使い方、メリットを整理した。

ソフトバンクソフトバンクがSMB向けの
ソリューションパートナー募集!

働き方改革を中心に新たなソリューション開発を支援する。

日本マイクロソフトSkype for Businessを
快適に使いこなすコツとは?

UCの導入効果を最大化するためには備えが必要だ。

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション20180226
wsd_iot_ngn
compass

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2018 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます