企業ネットワーク最前線

マルコメ情報システム部の決断!――モバイルやクラウドで「価値」生む組織へ

文◎太田智晴(編集部) 2016.06.02

  • bookmark
  • Teitter
  • 印刷

「2020年に売上500億円」という全社目標に向けて、情報システム部に何ができるのか――。日々の運用保守に追われる現状のままでは、十分な貢献はできない。そして、マルコメの情報システム部は、KDDIのサービスなどを活用しながら変革し始めた。

 

「日本の味噌市場は、右肩上がりの状況にはありません。ご飯を食べる人は減っており、味噌の消費量も増えないからです」

創業1854年(安政元年)、日本を代表する味噌メーカーであるマルコメで情報システム部長を務める菊川慎一氏はこう語る。

しかし、こうした厳しい市場環境の中にあっても、業績を伸ばしてきたのが同社だ。タニタ食堂とコラボした調理商品シリーズや、大豆のお肉「ダイズラボ」、甘酒など、次々と新しいヒット商品が生み出してきたからである。

 

マルコメ 菊川慎一氏
マルコメ マーケティング本部 情報システム部 兼務 システム企画課 部長の菊川慎一氏


 

「日本古来の発酵技術を通じて生活者のすこやかな暮らしに貢献する。」という企業理念の下、「最近は総合食品メーカーとして、味噌だけではなく、様々な発酵食品を開発・販売しています」と菊川氏は紹介する。

一方で、味噌のリーディングカンパニーとしての使命ももちろん忘れてはいない。東京・原宿で味噌汁のキャンペーンを行うなど、次世代を担う若者たちに味噌の素晴らしさを広める活動なども行っている。

 

カワイイ味噌汁
東京・原宿に「カワイイ味噌汁屋さん」を期間限定でオープンするなど、若者などをターゲットにした味噌のPR活動にも力を入れる


また、近年、同社が熱い視線を注いでいるのが海外市場だ。「和食ブームを背景に、海外での味噌需要が伸びています」(菊川氏)。米国、英国、タイ、韓国に現地法人を構えて全世界に味噌を輸出しており、海外での売上は急成長を遂げているという。

 

左は米国向けの味噌、右はユダヤ教の食事規定であるコーシャの認定を取得した味噌。ハラール認証済みの味噌も発売している


同社は、現在約400億円の売上を2020年までに500億円に拡大するという目標を挙げている。この目標達成に向けて、社内に掲げられたスローガンが「勇往邁進」だ。

その意味は、目標に向かって恐れることなく突き進むこと。「端的に言えば、他社がやっていない新しいチャレンジをどんどんやろう、ということです」。菊川氏はこう説明したうえで続ける。

「ただし、チャレンジにはいろいろな負荷も伴います」

ならば、社員が思いっきりチャレンジできるよう、ICTでサポートしていくのが情報システム部の使命――。しかし、そのためには解決しなければならない課題があった。

 

スペシャルトピックスPR

necpf1711
nec1711
hpearuba1711

>> 今月の月刊テレコミュニケーション

月刊テレコミュニケーション【特集】IoTと宇宙
<Part 1>衛星画像で超広域IoT
<Part 2>これが未来の衛星通信だ
<Part 3>センチメーター級測位がIoTを変える

◆京セラコミュニケーションシステム 黒瀬社長「Sigfoxで世の中は変わる!セルラーIoTとは別世界だ」 ◆働き方改革で用途広がるPBX/ビジネスホン ◆導入後に困らないWi-Fiを作ろう ◆“タフな無線”でドローン操縦 ◆「IoT自販機」を地域の見守り拠点に

>>詳しい目次を見る

ホワイトペーパー

スペシャルトピックス

Office 365導入を成功に導くため NWを見直すべき10のポイントOffice 365導入を成功に導くため NWを見直すべき10のポイントOffice 365導入を成功に導くため
NWを見直すべき10のポイント

実際の失敗例をもとに、ネットワークの見直しのポイントを整理する。

無線LAN APだけで電子証明書も運用可能に 運用管理を容易化する工夫も満載!無線LAN APだけで 電子証明書も!

ヤマハのAPは内蔵コントローラ で複数のAPを統合管理できる。セキュリティ機能も充実だ。

Wi-Fiの見えない脅威を可視化・防御 ワイヤレスIPSをお求めやすい価格で!「見えない脅威」にさらされている
無線LANをどう守る?

Wi-Fiの見えない脅威を可視化・防御するワイヤレスIPSを手頃な価格で!

オンプレミス型のPBX/ビジネスフォンは“時代遅れ”では決してない。

機械学習/AIを使った自律運用型ネットワークをArubaは提案する。

ウォッチガードなら「導入運用の容易性」と「強固なセキュリティ」を兼ね備えたWi-Fi環境が手に入る。

パブリッククラウドの普及で、設計・構築・運用法が大きく変わった!

待望の後継機が遂に登場!電話番号の最大登録数は2倍に向上。

ソフトバンクのMDMは、管理者の運用負荷を軽減しながらセキュアな利用を可能にする。

働き方改革はICTツールの導入・活用から取り組むのが有効だ。

大量のアラートをさばくのに忙殺される、旧態依然の運用と決別しよう。

NECのソリューションなら、多様なモバイルワークをセキュアに実現!

「WhatsUp Goldならコスト半減も可能」。イプスイッチの関口氏はこう自信を見せる。

4~6人程度の会議に最適なロジクールのビデオ会議「MeetUp」とは?

ヤマハ独自の音声処理技術が、臨場感あふれる会議を実現する。

注目が集まるCASBのメリットを活かすには、運用負荷を軽減する仕掛けが不可欠だ!

アクセスランキング

月刊テレコミュニケーション
iot16
compass
packet

「通信」の力でビジネスを進化させるbusinessnetwork.jp

Copyright(c) 2015 RIC TELECOM Co.,Ltd. All Rights Reserved. 記事の無断転載を禁じます