ネットワールド、クラウド事業者など向けに台湾製“ホワイトボックス”スイッチの販売開始

ネットワールドは2014年7月24日、Quanta Computer社のホワイトボックススイッチの販売を開始した。ホワイトボックススイッチとは、ネットワークOSを搭載しないスイッチのこと。

PCサーバーの場合、OSとハードウェアはオープンな関係にあり、WindowsやLinuxの様々なディストリビューションなどをユーザーが自分で選択してインストールできる。これに対してネットワーク機器は従来、ネットワークOSとハードウェアが一体提供されるのが一般的だったが、大規模データセンターなどでは最近、OSを搭載しないホワイトボックススイッチを採用する動きが広がってきている。

Quanta Computer社は、台湾のOEM/ODMベンダー。今回ネットワールドが取り扱いを始めたホワイトボックススイッチは、Cumulus Networks社やBigSwitch Networks社といったSDNベンダーのLinuxベースのネットワークOSをインストールし、SDNスイッチとして利用できる。また、Quanta Computer社の自社製OS搭載モデルもあり、通常のL2/L3機能はもちろん、Openflow Ver1.3にも対応しているという。

製品は、1Gbpsのエントリーモデル「1000シリーズ」、クラウドデータセンター事業者向けの「3000シリーズ」(10Gbps)と「5000シリーズ」(40Gbps)の3シリーズを用意。ネットワールドによれば、「業界で一般的なイーサネットスイッチの平均的な価格と比較して20%~70%の低価格」だという。

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