総務省が700MHz開設計画の概要を公表――設備投資額はKDDIが2579億円で最多

総務省は2012年6月13日、700MHz帯割当の受付結果について電波監理審議会に報告した。あわせて公表された資料には、700MHz帯の割当を希望するNTTドコモ、KDDI、イー・アクセス3社の700MHz帯開設計画の概要が記されている。

まず700MHz帯でのサービス開始時期だが、NTTドコモとKDDIは2015年1月、イー・アクセスは同年12月と申請している。他2社より遅れるイー・アクセスだが、その後の展開は急ピッチに進める計画で、2016年度の全国人口カバー率は74.2%と最も高くなっている。また、基地局数で見た場合には、KDDIが頭1つ抜けた開設計画を提出している。

運用開始から10年間の設備投資額は、NTTドコモが2358億円、KDDIが2579億円、イー・アクセスが1439億円を予定する。

希望する周波数バンドについては、3社とも「Middleバンド」を第1希望とした。

携帯3社の700MHz帯開設計画の概要
携帯3社の700MHz帯開設計画の概要

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