IDC Japanは2012年3月8日、2011年第4四半期および2011年通年の国内携帯電話出荷台数を発表した。
これによると第4四半期の出荷台数は、スマートフォン需要の急拡大を受けて、前年同期比15.2%増の1065万台となった。同四半期のスマートフォン比率は全体の64.7%で、一般ユーザーへも購入層が広がっている。また、同四半期のベンダー別シェアでは、iPhone 4Sを発売したアップルが国内初のシェア1位を獲得した。2位にはARROWSシリーズが好調だった富士通東芝が入った。
2011年第4四半期 国内携帯電話出荷台数 ベンダー別シェア |
2011年通年の出荷台数は、前年比5.0%増の3796万台だった。ベンダー別のシェア1位は、昨年に引き続いてシャープだが、2位の富士通東芝との差は2ポイント以内と僅差での首位となっている。また、アップルが年間で初のトップ3入りを果たした。
2011年 国内携帯電話出荷台数 ベンダー別シェア |