【ワイヤレスジャパン】ナカヨ通信機がAndroid搭載IP PHONE――電話以外のさまざまな利用シーンを提案

ナカヨ通信機は、7月に出荷開始予定のAndroid搭載IP PHONE「GRANYC」(グラニス)を展示している。

GRANYCは、Android 2.2を搭載したタッチパネル式のIP PHONE。オフィスの机上では、充電台と一体となった受話器を使ってビジネスホンやひかり電話対応電話機として利用でき、7インチワイド型LCDを搭載した本体を取り外せば、無線LANを利用した持ち運べる情報端末として、1台で何役もこなせる。

「GRANYC」はブラックとホワイトの2色を用意し、充電台とセットで提供する。充電台設置時には有線LAN、無線LANの両方で利用できる

ビジネスホンメーカーのナカヨ通信機が開発しただけに、電話帳機能や発着信履歴、リダイヤルや発信者番号通知、パーク保留など、ビジネスに必須の電話関連機能を多数搭載している。

また、COMSカメラを搭載しており、テレビ電話としても利用できるうえ、テレビ会議/Web会議の端末としても活用できる。

さらに、各種ビューワソフトを搭載しており、Eメールはもちろん、WordやExcel、PowerPointなどの資料の閲覧も可能だ。

Android搭載のため、さまざまなビジネスシーンに合わせたアプリケーションを自由に作れる。同社ではクラウドサービス事業者や業務アプリケーションベンダーとの連携で利用シーンを広げていく方針だが、テレビ会議/Web会議システムの端末のほか、マンション等のエントランスシステムや情報配信端末、高齢者宅での見守り用端末、商業施設でのデジタルサイネージなど、具体的な利用シーンを提案している。

ブースの担当者によれば、「GRANYC」の映像をテレビモニターに映し出せることも大きな特徴という

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